海外ドラマには、大人の男女のデートシーンがよく出てくる。週末の夜、素敵なお店でワイン。送迎からレストランでのエスコートまで、うっとりしちゃうような男性のエスコートぶり...。たまには私もレディファーストされたい! と感じる女性も多いのではないだろうか。とはいえ「日本の男性はあれもしてくれない、これもしてくれない...」なんて、優しい彼のアラを探しても全然楽しくない。そもそも西洋と日本の習慣は違うし、実は自分の動きに問題がある場合もある。たまには海外ドラマのようなデートを...という気分の日には、自力でできるレディーファーストを試してみてはいかが?
■レディらしい服装
海外ドラマのデートシーンといえば、たいてい夜。女性側はドレス、あるいは肩や胸元を出したゴージャスなワンピースに、華奢なハイヒール...という場合が多い。日本の日常でそこまでのドレスアップはなかなか難しいが、やはり時間帯にあった服装を選びたいもの。例えば夜のデートの場合は、昼にはない華やぎを。仕事帰りでも、少し開いた胸元に大きめのアクセサリーを加えたり、トップスだけ艶のある素材に替えたり、ハイヒールに履き替えたり、彼がレディとして扱いたくなるような服装で攻めてみるのはいかがだろうか。
■「車道じゃない側」を歩く
車道側を歩くのは男性のマナーとされているけれども、気にしない男性がいることも事実。そこで、自分から「車道じゃない側」を歩いてしまう! フットワークをいかして車道側を回避し、彼に気付かせないように陣地を取るゲームと思えばなかなか楽しいもの。同じ調子で、ドアの前では少しスローダウン。彼が先にドアの前に着くように調整して、無理なくドアを開けていただく作戦。レディファーストの習慣のない彼でも、毎回これをやっていれば、なんとなく習慣がついてくるかも!?
■レストランではグイグイ前に出るべし!
デートと言えばレストラン。特に西洋料理のレストランならば主役は女性だ。ドラマのデートシーンでも、ウェイターに案内されるシーンで前を歩くのは女性。「彼がレディファーストしてくれないの...」と嘆いている方、レストランで彼の背中に守られていないだろうか? 彼が自然に誘導してくれるタイプでないのなら、案内が始まったら自らグイッと前へ出るべし! サービスマンはよく心得ているので、前に出た女性をしっかりとエスコートしてくれるだろう。案内のないレストランなら、彼がサービスマン。自然に彼の後ろを歩き、席を探してもらい、上座に座ってしまうのも手(和室で日本料理の場合はこの限りではない)。何も心配せず、堂々と相手のもてなしに身をゆだねることがレディへの第一歩!
■ワインボトルはお触り厳禁
高級レストランならワインボトルはサービスマンに任せるが、気軽な店でも女性がワインをお酌するのは見栄えがよろしくない。がっつり飲みたい派女子の皆さま、じれったい気持ちはわかるけれどもここは彼が注いでくれるまでグッと我慢。「早く飲みたい飲みたい...注いで注いで...」と念力で伝えてみては? お酌し合う楽しさを味わいたいときには、日本酒がオススメ!
■レディになるのを楽しもう!
「レディファースト」というと、男性が何でもかんでもやってくれる...という状態を想像しがちだが、そもそも原義的には男性を立てるための淑女のマナーを指したのだとか。現代日本で言うところの"レディファースト"の意味でも、まずは女性がレディとして堂々と振る舞うのが大切なのかもしれない。お母ちゃんのように世話を焼いたり、逆にオドオドしたりせず、自分ファースト! 海外ドラマの美女をイメージして、レディ的振る舞いを楽しんでみよう。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SEX AND THE CITY』
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