セクハラ疑惑が持ち上がった主演のケヴィン・スペイシーが解雇され、シリーズの存続が危ぶまれていたこともあったNetflixのオリジナルドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。フランクの妻クレアを演じるロビン・ライトを主人公にしたシーズン6が11月2日(金)より配信することが決定した。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
ホワイトハウスを舞台にした政治サスペンスの本作は、『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』など多くの大ヒット映画を手掛けてきた鬼才、デヴィッド・フィンチャー監督が初めて手掛けたドラマシリーズ。2013年より配信が開始され、第65回エミー賞では9部門でノミネートされ、配信ドラマとして史上初となるドラマ部門監督賞ほか3部門を受賞。第71回ゴールデン・グローブ賞では、ロビンがドラマ部門主演女優賞を受賞した。
全8話構成のファイナル・シーズンでは、大統領の座に就いたクレアを中心に物語が進む。ISISのようなテロ組織に宣戦布告をしていたことに気がつくだけでなく、大統領、そして"アンダーウッド"であるという彼女の立場そのものも、先行き不明となる。彼女は権力を持ち続けるため、それらの困難にありとあらゆる方法で対処していくという。
最終シーズンでは新たに、ダイアン・レイン(『ジャスティス・リーグ』)とグレッグ・キニア(『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』)が出演。ダグ役のマイケル・ケリーや、キャサリンを演じるジェイン・アトキンソン、パトリシア・クラークソン(ジェーン役)、コンスタンス・ジマー(ジャニーン役)、デレク・セシル(セス役)、ボリス・マクギヴァー(トム役)、キャンベル・スコット(マーク役)らは続投する。
主演が降板するという大きな変化があった『ハウス・オブ・カード』。どのように始まり、結末を迎えるのか。ファイナル・シーズンとなるシーズン6は、Netflixにて11月2日(金)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シーズン6
© David Giesbrecht/Netflix