映画『月に囚われた男』『ウォークラフト』などで監督を務め、故ロックシンガーのデヴィッド・ボウイを父に持つダンカン・ジョーンズが、人気スリラー小説をTVシリーズ化することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
ジョーンズが映像化するのは、トニー・ケントによるスリラー小説「Killer Intent」。本作は小説シリーズの第1作となり、諜報員のジョー・デンプシーと弁護士のマイケル・デヴリン、米TVジャーナリストのサラ・トゥルマンが、一国の要人殺害事件に巻き込まれていく姿が描かれるアクションスリラーだ。
ジョーンズは、『月に囚われた男』『ウォークラフト』でタッグを組んだスチュアート・フェネガンと共に製作総指揮を務めるという。原作者のケントが、才能あるライターを育成する「American-style writers" room of established TV talent」のメンバーと一緒に脚色を手掛けるという。
新シリーズについてジョーンズは、「ケントの執筆スタイルは映画的で、彼とライターズルームのメンバーと共に、ケントの処女作を映像化できることを楽しみにしています。現代的なアクション作品に取り組み、1本の映画ではなくドラマシリーズとして、キャラクターを発展させられることに気持ちが沸き立っています」と意気込みを語っている。
ジョーンズは映画『ミッション:8ミニッツ』でもメガホンを取り、Netflixオリジナル映画のSFミステリー『Mute/ミュート』では原案・脚本・監督も務めている。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『Mute/ミュート』より
(c)Keith Bernstein / Netflix