英国の作家コリン・デクスターが生み出し、あのシャーロック・ホームズを抑えて"英国で最も好きな探偵"第1位に選ばれたこともある人気キャラクター、モース警部。そんなモースの若き時代を描く人気ドラマ『刑事モース~オックスフォード事件簿~』の最新エピソードが、WOWOWにて11月3日(土・祝)に日本初放送となる。
この度到着するのは、今年2月に英ITV系で放送された第20・第21話。モースが勤めるオックスフォード市警察は、前々から計画されていた通り、近辺の警察と統合してテムズ・バレー警察となる。巡査から巡査部長に昇格し、「新米」からすっかり成長したモースは、上司のサーズデイ警部や部下の刑事巡査ジョージ・ファンシーらとともに、管轄内で起きる難事件の解決に挑む。この2話を含む第5シリーズが本国イギリスで放送された直後の今年3月、第6シリーズの製作が発表されていた。
今回放送される2話は、鉄道を題材にしていたり、人種差別問題を取り上げていたりと、それぞれのストーリーの中で1960年代の英国の時代背景が見事に描写されている。
1960年代、英国では鉄道の大規模な合理化によって、多くの路線や駅が失われていた。そんな中、ウォディントン駅の貨物操車場でトラック運転手が殺され、積み荷が奪われる事件が発生。サーズデイ警部らは強盗課の刑事たちと連携して捜査に当たることになる。一方、モースはフランシスという女性の失踪事件に取り組む。
『刑事モース~オックスフォード事件簿~』の最新エピソード、「Case 20 殺意を誘う列車」と「Case 21 失われた英雄」は、WOWOWプライムにて11月3日(土・祝)13:00よりスタート。また、それに先駆けて、10月30日(火)~11月1日(木)にはCase 14~19が一挙放送となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:『刑事モース~オックスフォード事件簿~』
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