男女4人の恋愛事情を描く大人向けの不倫サスペンス『アフェア 情事の行方』。米Entertainment Weeklyなどによると、同ドラマのシーズン1初回から登場しているコール・ロックハート役のジョシュア・ジャクソンが、シーズン5ではレギュラー出演しないことが明らかになった。
【関連記事】男女の視点から"二部構成"で語られる大人対象の不倫ドラマ『アフェア 情事の行方』の魅力
米国では8月に同作シーズン4の最終回が放送されたばかりだが、コールの元妻アリソン・ベイリー役のルース・ウィルソンもシーズン4にて降板が決まっている。シーズン4放送と同時期に、TV情報番組『CBS This Morning』に生出演したルースは「私自身がこのドラマを降板したかったことは事実よ。でも(契約上)降板理由を話すことはできないの」と語っている。さらに司会者からの「出演料の男女格差が不満だから降板したのでは?」との質問には、「出演料について不平不満を言ったことは一度もないわ」と答えた。
『アフェア 情事の行方』は官能的なドラマで、コールはセクシーな役柄だが、彼がアリソンとの間に生まれた息子の死後、どのように悲しみを克服していくかがこのドラマの最も興味深いストーリーのひとつでもあった。離婚したとはいえ、コールとアリソンの関係は常に絡み合っていたため、次シーズンにアリソンが登場しないとなると、コールの今後の運命も不確かだ。現段階では、ジョシュアが全く出演しないか、数話にのみ出演するかは決定していないため、同ドラマの製作者はジョシュアと一緒に"今後のコールについてのストーリーライン"を考案中とのことだ。
同ドラマはシーズン5で幕を閉じることが決定しているが、主役4人のうちの二人が出演しないとなると、残りの二人であるノア・ソロウェイ(ドミニク・ウェスト)とヘレン・ソロウェイ(モーラ・ティアニー)という元夫婦の動向に大きく焦点が当てられるのかもしれない。
『アフェア 情事の行方』シーズン5は米Showtimeで2019年に放送予定。日本では、シーズン3をWOWOWプライムにて放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アフェア 情事の行方』
(c)2016 Showtime Networks Inc. All right reserved.