大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン9で、主人公リックを演じるアンドリュー・リンカーンとマギー役のローレン・コーハンが降板するというニュースは、当サイトでお伝えしてきた通り。メインキャスト二人の降板にファンがショックを受ける中、ダリル役のノーマン・リーダスが、「シリーズが終了するまで降板しない」と語った。
2年ほど前にノーマンは、"辞める時は一緒に去ろう"とアンドリューと協定を結んでいると明かしていたが、考えを改めたようだ。米CBRのインタビューに答えたノーマンは、「シーズン1から出演しているから、最後までやり遂げたい。シリーズに多大な努力を費やしたし、俺にしてみたら今辞めるのは臆病に思えるんだ。何百もの違う形で毎日戦っているけど、その戦いに自分を投資してきたからね。俺の仲間も生活はここにあるからさ」と、ファンにとっては嬉しい言葉を述べている。
そして、『ウォーキング・デッド』終了後は、シリーズの関連作品に出演することも視野に入れているようだ。「誤魔化しのない物語を語りたいと思っているけど、シリーズが巨大になりすぎてシーズンが長くなり、撮影に何日も掛かる。仕事だしキツいよ。1時間で撮影したドラマのシーンが、映画だと4日かけて撮影できる。それだけ映画だと時間の余裕があるし、全体的にペースを落としたい。急かされたくないし、時間をかけて小規模の作品を製作できるなら気負いがなくて楽しいだろうな。だから、そんな作品なら出演したいね」と条件つきではあるが、将来的に製作されるかもしれない映画版『ウォーキング・デッド』に出演する意欲を覗かせていた。
ついにファンがリック&マギーと別れを告げることになる『ウォーキング・デッド』シーズン9は、FOXチャンネルにて10月8日(月)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』(c)Jackson Lee Davis/AMC