2005年の放送開始から高い人気を誇り、本国アメリカではシーズン15が放送中というロングランヒットの医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。通算300話を超えるエピソードでは医師や患者、その関係者として多くのゲストが出演してきたが、日本でもおなじみの顔ぶれをご紹介しよう。
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『グレイズ・アナトミー』とは
シアトルの大病院を舞台に、主人公で外科医のメレディス・グレイがインターンからやがてはレジデントへと成長していく過程の中で、仕事や恋に悩みながら同僚たちと共に前に進んでいく姿を描く大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。
■『俺たちに明日はない』フェイ・ダナウェイ(シーズン5)
アメリカが誇る大女優でオスカーも獲得しているフェイ(『俺たちに明日はない』『ネットワーク』)は、物語の舞台であるシアトル・グレース病院初の女性外科医、キャンベルを貫禄たっぷりに演じている。
■『アダムス・ファミリー』クリスティーナ・リッチ(シーズン2)
『アダムス・ファミリー』『バッファロー"66』『スリーピー・ホロウ』といった映画で活躍してきた個性派女優のクリスティーナ。本作ではお手製のバズーカ弾を体内に入れたまま病院に搬送されてきた男性に付き添う新米救急隊員ハンナとして2話にわたって登場。短い出番にもかかわらず、存在感が際立っている。
■『プリズン・ブレイク』ロックモンド・ダンバー(シーズン4)
大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』のシーノート役で知られるロックモンドは、シーズン4にゲスト出演。養子にしたばかりの乳児の体調が悪いとして来院した女性の夫役だ。その後、女性の方が病院で倒れて緊急オペとなるが、残念ながら死亡。悲嘆に暮れる夫の姿は『プリズン・ブレイク』での愛妻家ぶりを彷彿とさせる。
■『クローザー』メアリー・マクドネル(シーズン5)
犯罪捜査ドラマ『クローザー』と『Major Crimes ~重大犯罪課』のシャロン・レイダーでおなじみのメアリーは、シーズン5で著名な心臓外科医ディクソンとして3話にわたり登場。天才的な技術を持つものの、人とのコミュニケーションがうまく取れないという、シャロンとは雰囲気も話し方もまったく違うキャラクターを演じている。
■『THIS IS US』マンディ・ムーア(シーズン6~7)
ヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』でレベッカを好演する、歌手で女優のマンディは、シーズン6の乱射事件のエピソードで初登場。あの事件でベイリーと一緒に病室に隠れていた患者メアリーの役で、シーズン7でも何話かにわたり出演していた。
気づいていなかった俳優はいただろうか? 同じプロデューサーのションダ・ライムズが手掛ける『スキャンダル 託された秘密』の人たちも出演するなど、レギュラー以外も見逃せない『グレイズ・アナトミー』。シーズン1からキャストに端々まで注目してチェックしてみるのもオススメだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:フェイ・ダナウェイ (C) Pauline French/FAMOUS/クリスティーナ・リッチ (C) PAULINE FRENCH/FAMOUS/ロックモンド・ダンバー (C) FAM020/FAMOUS/マンディ・ムーア (C) NYPW/FAMOUS