第89回アカデミー賞で最多6部門受賞した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と、ライアン・ゴズリングが再びタッグを組み、人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた映画『ファースト・マン』。2019年2月8日(金)公開となる本作の予告映像が解禁となった。
本作は、史上最も危険なミッション月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで成功へと導き、「That"s one small step for (a) man, one giant leap for mankind.(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)」の名言を残したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描くジェイムズ・R・ハンセン著の同名小説を映像化。
偉業に果敢に立ち向かう乗船員たちやNASAのプロジェクトチームの生死をかけた訓練。一方で船員の人命を犠牲してまで行う月面着陸計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意をもって臨む船長ニール(ライアン)。人類にとっては夢であり偉大な飛躍となった壮大なミッションの真実とは―。
解禁となった予告映像は、「ニール、きみは最高のパイロットだ。月へ行ってくれ」という言葉から始まる。NASAのプロジェクトチームの生死をかけた訓練や、「つらい知らせだが、彼らは死んだ」と告げられる仲間の犠牲者たち、「帰ってくるよね?」と尋ねる幼い息子に対し、「そのつもりだよ」と何の保証もないまま答える父親の会話から伝わる家族間の緊張感。家族や仲間たちが見守る中、アポロ11号は未知なる"月"へと飛び立つ―。さらに宇宙空間で絶体絶命のアクシデントに直面した壮絶な場面も。
チャゼル監督が自身の新境地となる本作。「当時の月面着陸計画は正気の沙汰とも言えるほど無謀でとにかく驚いた。何が彼らを暗黒の宇宙へと駆り立て、彼らがどんな体験をしたのか、その時の鼓動や呼吸までをも完全に理解したいと思いながらこの映画を作った」と熱い想いを明かす。
ニールの妻ジャネットに扮するのは、国女王エリザベス2世の治世を描く『ザ・クラウン』で、若き日のエリザベル女王を演じたクレア・フォイほか、サスペンスドラマ『ブラッドライン』で主演を務めたカイル・チャンドラー、映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラーク、『ストレイン』のコリー・ストールらが出演する。
覚悟を決めた様子のアームストロングが挑む死と隣り合わせの壮絶な宇宙体験。圧倒的な緊迫感と共に描かれる映画『ファースト・マン』は、2019年2月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ファースト・マン』
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