2004年から6シーズンにわたり放送され、世界中で大ヒットとなった冒険ミステリードラマ『LOST』。本シリーズでシーズン1からファイナルまでジョン・ロックを演じたテリー・オクィンが、「もう1シーズン番組が続いてほしかった!」と明かしていることがわかった。
『LOST』は、南太平洋にある無人島に墜落したオーシャニック815便の搭乗者48名のサバイバル生活に加え、フラッシュバックを巧みに取り入れながらスリリングに描かれるシリーズ。
テリー・オクィンが振り返る『LOST』
米Entertainment Weeklyのインタビューに応えたテリーが、「もう1シーズン出演できただろうに、シリーズが終わってがっかりしてしまった。キャストやスタッフと楽しい時間を過ごしたし、ハワイで撮影できたのも素晴らしかった」と当時を振り返り、番組を恋しく思っている様子。
そして、『LOST』のラストの展開については賛否両論で、意見が大きく分かれていることでも知られているが、その点についてはどう感じているのだろうか? 「正直なところ、どちらとも言えるんじゃないかな。ラストを気に入る人もいれば、納得いかない人だっている。何をしても満足しない人は大勢いるものだ。製作チームがラストシーンで意図したことを完全には理解してはいないが、仕上がりも脚本も素晴らしかったと思ったよ」とコメントし、テリーはラストシーンに満足していたようだ。
『LOST』の終了後、テリーは人気犯罪捜査ドラマ『HAWAII FIVE-0』で4シーズンにわたりジョー・ホワイト少佐を演じ、SFアクションドラマ『フォーリング スカイズ』や『ブラックリスト リデンプション』、『ギャング・イン・LA』などにも出演。現在は、米Amazonのスパイドラマ『パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~』で、主人公ジョンの父親で情報機関の幹部でもあるトム・タヴナー役でレギュラーとして登場。『LOST』でクリエイターを務めた、J・J・エイブラムスが手掛けるホラーシリーズ『キャッスルロック』にも出演している。
これまでに『LOST』をリバイバルさせるという噂が何度か浮上したことがあったが、今のところ実現には至っていない。
(海外ドラマNAVI)
Photo:テリー・オクィン
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