ミシェル・ヨー主演『スター・トレック:ディスカバリー』スピンオフの詳細判明

米CBS All Accessで配信しているスター・トレックの新シリーズ『スター・トレック:ディスカバリー』。昨年11月から噂されていた、ミシェル・ヨー(『クレイジー・リッチ!』)が演じるフィリッパ・ジョージャウ船長役を主人公とするスピンオフの詳細が明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

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タイトル未定のこの新作スピンオフは、秘密組織であるセクション31でのジョージャウ船長の物語が描かれるという。『スター・トレック:ディスカバリー』のシーズン2に、ジョージャウ船長が登場しているため、その後のストーリーになる模様。

クリエイターのアレックス・カーツマンは、CBS All Accessから2500万ドル(約27億円)の契約で同シリーズのフランチャイズを任されていることから、スピンオフの製作は当然の動きと思われる。

1月9日(水)のインタビューでカーツマンは、この契約ではフランチャイズの数に制限があると語っていた。「(制限は)あるべきだと思います。ある時点でみんな"なんだか全部似ている気がする"と言い始めるでしょうから。しかしマーベル作品に関しては誰もそう言わないようです。映画とTVシリーズ、どちらでも視聴者はマーベルには飽きることはなさそうですね。ということは、世界中の『スター・トレック』ファンも、まだ新たなものを楽しみにしているということでもあるでしょう。ただ、意味のある作品でないといけないと思いますが」

さらに、カーツマンはミシェルの起用について「ミシェルの持つ優美さと実直さは、限界と境界線を超え、長年みんなを驚かせてきました。一人の人間として彼女が大好きですし、また一人の俳優として尊敬しています。素晴らしい脚本家たちが新たな視点で描いた『スター・トレック』で、ジョージャウ船長の荒々しい冒険をお届けできることにワクワクしています」と述べている。

またこれを受けミシェルも、喜びのコメントを発表した。「ストーリーが濃い『スター・トレック』シリーズで、また新たな物語が語られることを嬉しく思います。世界中で愛されているこの作品で、このキャラクターを演じられることは、本当に私の喜びです。次作でどのような地に向かうのか、未だかつて女性が足を踏み入れたことのない場所へ行くのだろうと信じています」

ミシェルは、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でボンド・ガールのウェイ・リンを演じ、その後『SAYURI』『メカニック:ワールドミッション』などの映画で活躍。昨年大ヒットした映画『クレイジー・リッチ!』にも出演しており、主人公ニックの鬼母エレノアを演じている。

ミシェルが登場する『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン2は、日本では1月18日(金)よりNetflixにて配信予定。『スター・トレック:ディスカバリー』の海外ドラマNAVI作品データベースはこちら。
(海外ドラマNAVI)

Photo:ミシェル・ヨー
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