『ミスター・ガラス』に続投したキャストが語る、M・ナイト・シャマラン&ブルース・ウィリスとの関係

いよいよ1月18日(金)から公開となるM・ナイト・シャマラン監督(『シックス・センス』『サイン』)最新作『ミスター・ガラス』。2000年の映画『アンブレイカブル』の続編である本作に、不死身の肉体を持つデヴィッド・ダン役のブルース・ウィリス、非凡なIQと94回もの骨折を経験した壊れやすい身体を持つ"ミスター・ガラス"役のサミュエル・L・ジャクソンが続投することは以前お伝えした通り。そんな彼らと同じく前作に引き続いての出演となる二人、ミスター・ガラスの母役のシャーレーン・ウッダード、ダンの息子役のスペンサー・トリート・クラークのコメントが届いたのでご紹介しよう。

『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のシスター・ペグ役でも知られるシャーレーンは、シャマランと他の監督との違いは役者本人を評価し尊重してくれるところだと語る。「彼はある役者のことをストラディバリウスだと言っていたの。役者を史上最高のバイオリンにたとえていたのよ。私たちはどんなことでも何でも演じられると彼は確信している。それほどの賛美ってないわ」

前作や『グラディエーター』で子役として活躍後、人気ドラマの数々にゲスト出演してきたスペンサーは現在31歳。約20年ぶりとなるシャマラン、ウィリスとの撮影現場は特別なものだったようだ。「『アンブレイカブル』について、当時の僕は知らなかったことをいろいろ教えてもらった。あの頃の体験を大人になってからの視線で振り返るって不思議な気分だ。撮影前にはナイトの家でウィリスと一緒にディナーも楽しんだ。ウィリスがナイトとの撮影時の思い出や体験を話してくれたんだ。もう最高だったよ」。そんな父親役のウィリスとの絆が感じられるエピソードも披露してくれたスペンサー。「『アンブレイカブル』の撮影が終わった時、彼からレッド・ツェッペリンとビートルズのCDをもらった。ティーンエイジャーだった僕はすり切れるほどそれらを聴き込んだよ。僕が音楽をやるようになったのは、あのおかげなんだ」と明かしている。

20年近くも途切れることのなかった絆があってこそ実現した映画『ミスター・ガラス』は1月18日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ミスター・ガラス』
©Universal Pictures