『ゴシップガール』ブレイク・ライヴリーと『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックという美しい美女二人の競演が話題の映画『シンプル・フェイバー』。息子の迎えを頼んだまま行方不明になった女性を巡り巻き起こるスリリングなストーリーが話題の本作が、3月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開となる。この度、主演二人のファッションが楽しめる場面写真と衣装担当者のコメントが到着した。
原作は、アメリカ人作家ダーシー・ベルによる小説「ささやかな頼み」。保険金を切り崩しながら子どもを育てる気立てのいいシングルマザーのステファニー(アナ)は同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク)と出会う。華やかなファッション業界で働くミステリアスなエミリー。対照的な二人だったが、お互いの秘密を打ち明けあうほど親密な仲になっていく。そんなある日、ステファニーは息子を学校に迎えに行ってほしいとエミリーから依頼される。しかし、エミリーはその"シンプル・フェイバー(ささやかな頼み)"を最後に姿を消してしまう――。
この度解禁になった劇中写真は、ブレイクとアナが美しい衣装に身を包んだもの。本作で二人は計50着ほどの衣装を着用しており、どれも個性的でお洒落なものと評判だ。衣装を担当したのは、NASAで初期の宇宙開発計画を陰で支えた3人の黒人女性数学者の知られざる活躍を映画化した感動の実話『ドリーム』などで知られるレネー・アーリック・カルファス。アナ演じるステファニーとブレイク演じるステファニーには、外見ではわからないが内面は共通点が多いと指摘し「二人ともとても頭がいいけれど、まるで鎧のようなものに隠れている。だからその点を考慮した衣装にしました」とスタイリングのポイントを説明。
ステファニーは物語の冒頭はいかにも郊外の活発なママという感じのコスチュームだが、自分が陰謀に巻き込まれていると気づくにつれ、暗い色調の服装へと変化を遂げる。アナは、「"私の衣装はかなり大げさな気がするけど大丈夫かしら?"って監督に聞いたの。そしたら監督が、"映画の始まりではキャラクターを紹介するために、彼女の個性を強調したファッションになってるけど、映画が進むにつれて徐々に落ち着いた服になるから"と言ったわ」と自身の衣装の変化について語った。一方エミリーは、ステファニーと正反対でメンズのようなスーツをトレードマー クにしたスタイリッシュなコスチューム。「私はこの役で、ポール・フェイグ監督のような格好をしようと思ったわ。というのも、この映画の中には監督がいろいろな形で反映されていると思ったから」とブレイクは本作の監督フェイグの独特なスタイルを意識していたことを明かした。
用意した衣装は50着以上! スタイリッシュに決めるブレイクとアナに注目したい映画『シンプル・フェイバー』は、3月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『シンプル・フェイバー』
©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.