『ザ・ソプラノズ』映画版に『ベイツ・モーテル』ノーマ&『ウォーキング・デッド』シェーンが出演!

1999年から6シーズンにわたり放送され、過激なマフィアの内幕を描いた米HBOの衝撃ドラマシリーズ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』が映画化されるニュースについては当サイトでも以前お伝えしたとおり。今回、シリーズ前日章となるこの映画版に出演する新たなキャストが発表された。米TV Lineが報じている。

一人目は、アルフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス映画の金字塔『サイコ』の前日譚を描いたドラマ『ベイツ・モーテル』で、ノーマン・ベイツの母であるノーマ・ルイーズ・ベイツを演じたヴェラ・ファーミガ。もう一人は、Netflixと米マーベルが共同制作するドラマ『Marvel パニッシャー』の主人公パニッシャー役や、大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』でシェーンを演じたジョン・バーンサル。

1960年代が舞台となるこの映画版では、ニュージャージー州ニューアークで対立するアフリカ系ギャングと、イタリア系マフィアのメンバーが関わりを持ったことで、さらに抗争が激化する様子が描かれるとのこと。本作は、HBOでの放送ではなく劇場での公開予定で、トニー・ソプラノをはじめ、ドラマシリーズに出てくるキャラクターたちの若かりし頃が見られるという。

ヴェラとジョンの役どころは明らかになっていないが、アレッサンドロ・ニヴォラ(『ビューティフル・デイ』)が、トニーの叔父にあたるディッキー・モルティサンティを演じることが決まっている。

ドラマシリーズで監督を務めたアラン・テイラー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)が映画版でも監督を務め、同じくクリエイターを務めたデヴィッド・チェイスが脚本を手掛ける。

ジョンが主演する『Marvel パニッシャー』は、シーズン2が1月18日(金)にNetflixにて配信開始予定。また、ヴェラは現在、ニューヨークのセントラルパークで実際に起きた婦女暴行事件をドラマ化したNetflix製作のミニシリーズ『Central Park Five(原題)』に、地方検事補エリザベス・レデレー役で撮影に参加している。(海外ドラマNAVI)

Photo:
ヴェラ・ファーミガ (c)FAM020/FAMOUS
ジョン・バーンサル (c)JMVM/FAMOUS