トマス・ハリスのベストセラー小説にインスパイアされ、 映画『羊たちの沈黙』で有名なハンニバル・レクター博士の若き日を描いた米NBCの『ハンニバル』。本シリーズでレクター博士を演じたマッツ・ミケルセンが、「クリエイターのブライアン・フラーがシーズン4を製作するのために◯◯している」と明かしている。
米Bloody Disgustingのインタビューに応えたマッツが、シリーズ復活の可能性を匂わせていたという。「フラーが、『羊たちの沈黙』の使用権を獲得しようとしているのは知ってるよ。そうすれば彼が手掛けるユニバースで、作品のキャラクターを登場させることができるからね。それが、次に行き着く先じゃないかって気がしてるよ」と、ファンにとって嬉しい言葉を発している。
そして、マッツ自身も『ハンニバル』が甦る確率は低くないと見ているようで、「いつでも新しい希望ははあると思う」とコメント。続けて、「具体的には何も耳にしていないけど、フラーがリバイバルを製作できる"ホーム"を見つけるために、いくつかのアイデアに取り組んでいる。それに復活が決まったら、オリジナルに関わっていた全員がカムバックすると確信してるよ」とも語っている。
『ハンニバル』は2015年にシーズン3をもって打ち切りが決定し、番組スタッフが、「2013年に不正ダウンロード数ランキングで、本作が5位になってしまったことも少なからず影響している」と、本不正ダウンロードが原因だと主張していたとも報じられていた。
マッツはシリーズ終了後、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの話題作に出演し、主演作となるNetflixのサスペンスアクション映画『ポーラー 狙われた暗殺者』は1月25日(金)より世界同時配信となる。
果たして、フラーが『羊たちの沈黙』の使用権を獲得して『ハンニバル』をリバイバルさせることができるのか、続報が入り次第お伝えしていきたい。『ハンニバル』の見どころなどは海外ドラマNAVI作品データベースでチェック!(海外ドラマNAVI)
Photo:マッツ・ミケルセン
(C) Hubert Boesl/FAMOUS