映画『僕のワンダフル・ライフ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などに出演しているベテラン俳優デニス・クエイドが、Netflixの新作コメディドラマ『Merry Happy Whatever(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
全8話となるシリーズでデニスが演じるのは、一家の大黒柱として家族を支える意思が強いドン・クィン役。末娘が、クリスマス休暇に初めて新しい恋人を連れて帰省することになり、クリスマス時期に圧し掛かるストレスと、複雑な家族からの要求に四苦八苦する役柄だという。シリーズが新シーズンへ更新された場合、シーズン2では別の休暇で起こる出来事が描かれるようだ。
ショーランナーと脚本を担当するのは、米ABCの新作ヒューマンドラマ『A Million Little Things(原題)』でコンサルティング・プロデューサーを務め、人気シットコム『Hey!レイモンド』で製作総指揮を務めたタッカー・カウリー。デニスは主演するだけでなくカウリーとアーロン・カプラン(『サンタクラリータ・ダイエット』)、ダナ・オーナー(『Tell Me a Story(原題)』)、ウェンディ・トリリング(『Fam(原題)』)と共同製作総指揮も手掛ける。
女優メグ・ライアン(『ユー・ガット・メール』)の元夫としても知られるデニスは、人類初の有人宇宙飛行を目指す男たちをドキュメンタリータッチで描き、アカデミー賞4部門を受賞した『ライトスタッフ』(1983年)で注目された。90年代には、ケヴィン・コスナーと共演した一大西部劇『ワイアット・アープ』や、アル・パチーノが主演し、鬼才オリヴァー・ストーンがメガホンを取ったアメフト映画『エニイ・ギブン・サンデー』などに出演し、全盛期を迎えた。
近年は映画やドラマへの出演も重ねつつ、ドラマシリーズ『VEGAS/ベガス』や『アート・オブ・モア 美と欲望の果て』などで製作も手掛け、プロデューサー業にも進出している。(海外ドラマNAVI)
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デニス・クエイド © AVTA/FAMOUS