英ITVにて2015年から放送されている人気シリーズ第3弾、『埋もれる殺意~18年後の慟哭~』が5月3日(金・祝)よりWOWOWプライムにて日本初放送となる(第1話無料放送)。
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緻密なストーリーで話題となった過去2作(『~39年目の真実~』『~26年の沈黙~』)はそれぞれ20年以上前の未解決事件の当時を知る関係者たちに話を聞くことで捜査していく、英国版『コールドケース』と言うべき作品だった。今回も主人公の刑事たちは、高速道路で白骨遺体が発見されたことから、18年前に起きた事件を調べていく。
ロンドンの高速道路にある中央分離帯の地中から白骨遺体が見つかり、警部キャシーと部下のサニーらの捜査チームが真相解明に乗り出す。未解決事件を追うキャシーたちの姿を中心に、ノース・ノーフォーク、ブリストルといった英国の各地で4人の男性が繰り広げる人間関係を並行して描写。これまでと同様、一見すると無関係のように思える登場人物たちに、物語が進むにつれ事件とのつながりが見えてくるという緻密なストーリー展開は健在で、2018年夏に放送されると、現地イギリスはもちろん、アメリカでも同年のベストドラマランキングで選出されるなど絶賛された。全英ITV系では第4弾の放送も予定されている。
キャシーとサニーをそれぞれ演じるニコラ・ウォーカー、サンジーヴ・バスカーら捜査チームは続投。新キャストとして、『アウトランダー』のジェームズ・フリート、『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』のアレックス・ジェニングス、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のケヴィン・マクナリー、『ライン・オブ・デューティ』のニール・モリッシー、『ジキル&ハイド』のトム・リース・ハリーズなどが加わっている。
ロンドンの高速道路の中央分離帯で、地中から女性のものと思われる白骨遺体が見つかる。その腕には金属プレートで骨折を修復した痕が見つかり、少なくともこの60年以内に亡くなったと推察された。捜査に当たる警部キャシーと部下のサニーはプレートに刻まれたロゴからそれが外国製だと判断し、病院で聞き込みをした結果、キプロスのメーカーのものだと判明。一方、ハムハーストで診療所を開く医師のティム、うだつの上がらない金融営業マンのピート、ブリストルで車中生活をしながら画家として生計を立てるクリス、TVのクイズ番組の司会を務めるジェームズという4人の男性はそれぞれ不安や面倒事を抱えており...。
『埋もれる殺意~18年後の慟哭~』(全6話)は5月3日(金・祝)13:00よりWOWOWプライムにてスタート。それに先駆けて、第1話が4月27日(土)21:00より先行無料放送となる。また、前作『~26年の沈黙~』を4月25日(木)、26日(金)の14:00より再放送。第1弾『~39年目の真実~』と第2弾『~26年の沈黙~』は3月31日(日)よりWOWOWメンバーズオンデマンドで配信される。(海外ドラマNAVI)
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『埋もれる殺意~18年後の慟哭~』
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