ディラン役のルーク・ペリーを亡くしたショックが続いているが、『ビバリーヒルズ高校/青春白書』は、今夏約20年ぶりに帰ってくる。このリバイバル版に出演するドナ役のトリ・スペリングが、支払われるギャラに不満を抱いているという情報が届いた。加Regina Leader-Postが伝えた。
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関係者によれば、トリは今回のリバイバル版でもオリジナル版が放送されていた最盛期と同じくらいのギャラをもらえると思っていたとのこと。しかし実際にもらえるのはその一部の額だったため、納得がいかなかったようだ。トリは多額の借金を抱えており、今回の報酬はそれを完済できる金額ではないという。
以前報じられたように、トリはアメリカン・エキスプレスカードの未払い金8万8000ドル(約980万円)の支払いを命じられている。また、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)は、トリと彼女の夫ディーン・マクダーモットに対し、それぞれ70万7487ドル(約7900万円)と18万4390ドル(約2000万円)の連邦税の支払いを求めている。
関係者は、「トリはこれ以上の収入を請求することはできない」「近年はリアリティショーに出演しただけで、年齢も重ねており、評判も良いとは言い難い」とコメント。「仕事を得られたことさえラッキーだ」とも証言している。
少し残念なニュースになってしまったが、『ビバヒル』のカムバックが喜ばしいことに変わりはない。米Chicago Tribuneによれば、製作陣はリバイバル版の中でルークへの追悼を行う予定のようで、CBS TVスタジオのデヴィッド・スタフ社長は、「どんな風に前進していくかは、まだ決まっていません。それは作家たちが解決しなければならないことです」とコメントしている。
『ビバヒル』のリバイバル版は今夏、米FOXにて放送の予定で、ルークとブレンダ役のシャナン・ドハティを除くほとんどの主要キャストが復帰する。(海外ドラマNAVI)
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トリ・スペリング(C)NYSX/FAMOUS