Netflixが製作する新作リミテッドシリーズ『The Queen"s Gambit(原題)』に、M・ナイト・シャマラン監督(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』)が手がけたサスペンススリラーシリーズ『スプリット』とその続編の『ミスター・ガラス』でケイシー・クック役を演じたアニャ・テイラー=ジョイが出演することがわかった。米Varietyが報じた。
本作は米国の作家ウォルター・テヴィスが1983年に発表した同名小説が原作。冷戦時代を舞台に、世界的に偉大なチェスプレイヤーになることを目指して中毒に苦しんだ、孤児のベス・ハーモン(アニャ)の8歳から22歳までを描く。全6話構成。
『アウト・オブ・サイト』(1998年)、『LOGAN/ローガン』(2018年)で2度アカデミー賞脚色賞にノミネートされた経験を持ち、Netflixの『ゴッドレス -神の消えた町-』も手がけたスコット・フランクが、脚本・監督・製作総指揮を務める。また、ウィリアム・ホーバーグ(『リプリー』『君のためなら千回でも』)がスコットと共同執筆し、製作総指揮も務める。
実は、2007年に映画化の企画が進んでいた『The Queen"s Gambit』。ヒース・レジャー(『ダークナイト』)が監督デビューを飾り、当時『JUNO/ジュノ』で話題を集めていたエレン・ペイジが主演を務めることになっていたが、2008年1月にヒースが亡くなったことを受け、企画も頓挫していた。
テヴィスの小説は『ハスラー』(1961年)、『地球に落ちて来た男』(1976年)、『ハスラー2』(1986年)と、過去に3度映画化されている。(海外ドラマNAVI)
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アニャ・テイラー=ジョイ
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