肉体美を披露した『ボディガード』リチャード・マッデン、世の男性に申し訳なさを感じている理由とは!?

大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ボディガード -守るべきもの-』に出演し、素晴らしい肉体美を披露している英俳優リチャード・マッデンが、世の男性に申し訳なさを感じている理由を語っている。英Mail Onlineが報じた。

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英版「VOGUE」のインタビューに応えたリチャードが、役のために体を鍛えて肉体美をスクリーンで見せることで、間違った美の観念を一般の人に植え付けるのではないか心配していると明かした。

役作りのために1日2回スポーツジムでエクササイズをして、ほとんど食事を摂らないという彼は、体重を落とすよう指示されることが多い女性と同じく、男性であっても減量して引き締まった体を披露するプレッシャーを感じていると説明。

『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ボディガード』でヌードを披露したリチャードはヌードになることについて確固たる信念を持つようになり、裸になることに同意する前に、物語において本当に欠かせないシーンなのか、常にプロデューサーに確かめるようにしているとも語った。

そしてリチャードだけでなく、マーベル映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズで、ソー役を演じるクリス・ヘムズワースも、役のために特定の肉体を創り上げるプレッシャーについて言及している。長年にわたりスーパーヒーローを演じてきたクリスは、ワークアウトに依存するようになり、常に自分の体がどう見えるか気になるようになってしまったと明かしている。

また、ファンタジー・ロマンスドラマ『アウトランダー』でジェレミー・フォスター中尉を演じたトム・ブリトニーも、これまでに演じた役のために体を鍛えたことがあり、「大変だよ。(俳優に肉体作りを課すことを)業界がやめてくれたらいいんだけどな」とコメントしていた。

ドラマだけでなく映画界にも活躍の場を広げているリチャードは、人気歌手エルトン・ジョンの人生を描く音楽映画『ロケットマン』でマネージャーで恋人でもあったジョン・リード役を演じ、本作は2019年内に日本でも公開を予定している。(海外ドラマNAVI)

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『ボディガード -守るべきもの-』 (C) DESWILLIE