映画『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』や『ザ・ミスト』などの原作者として知られるホラーの帝王スティーヴン・キングが、Netflixオリジナルシリーズのゾンビドラマ『ブラック・サマー:Zネーション外伝』を薦めていることがわかった。米Entertainment Weeklyが報じている。
主人公は、ゾンビが蔓延る世紀末的な世界で娘と離れ離れになってしまった母親ローズ。少人数のアメリカ避難民と一緒に娘を探す壮絶な旅に出た彼女が、時には無慈悲な決断を下しながら決死のサバイバルに挑む展開となる。
本シリーズについてキングは自身のTwitterに、「『ブラック・サマー』(Netflix):もうゾンビなんか怖くないと思っている時に恐怖が襲い掛かるんだ。郊外に存在する地獄で骨まで剥がされる」と投稿。
続けて、「もう議論の余地はない。バックストーリーがないから延々と続くフラッシュバックもないし、不機嫌なティーンエイジャーも登場しなければ会話もない。1台の手持ちカメラで数多くのショットが撮影されていて、とても流動的だ。ショーランナーをしている人たちは本シリーズから多くを学べるだろう。彼らが上手くやっているのだから間違いない」ともコメントしてイチオシしている。
米Syfyのゾンビドラマ『Zネーション』で製作総指揮&企画を手掛けたカール・シェイファーと、監督&脚本を担ったジョン・ハイアムズが、8話構成のシリーズでクリエイター&ショーランナーを務めている。
主人公ローズを演じるのは、人気医療恋愛ドラマ『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』でレモン役を演じたジェイミー・キング。その他に、ジャスティン・チュー・キャリー(『LUCIFER/ルシファー』)、クリスティン・リー(『トラベラーズ』)、ケルシー・フラワー(『Lady Lick(原題)』)、サル・ベレス・Jr(『シカゴ P.D.』)らが脇を固めている。
キングがお薦めするNetflixオリジナルシリーズ『ブラック・サマー:Zネーション外伝』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『ブラック・サマー:Zネーション外伝』