ディズニーが60%の株を所有する米Huluで、マーベルの新作ドラマ2本が製作されることが決定し、そのうち1本に米ABCのマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』のキャストが主演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
Huluは今月1日(水)、マーベルを所有するディズニーと提携してマーベル・テレビジョンとのパートナーシップを拡大し、本国アメリカで2020年よりドラマ版『ゴーストライダー』と『Helstrom(原題)』を配信すると発表した。
『ゴーストライダー』は、父親を救うため悪魔メフィストに魂を売った天才バイクライダーのジョニー・ブレイズがゴーストライダーとなり、メフィストに命じられて魔界の反逆者ブラックハートが率いる悪魔軍団を追い詰めていく姿が描かれる。2007年、2011年に2本作られた映画シリーズではニコラス・ケイジが主演していた。
ドラマ版で主人公を演じるのは、『エージェント・オブ・シールド』シーズン4にゴーストライダーのロビー・レイエス役で出演したガブリエル・ルナ。ただしHulu版は、『エージェント・オブ・シールド』とは全く違うゴーストライダーになるという。
イングリッド・エスカヘーダ(『APB ハイテク捜査網』)がショーランナーを担当し、製作総指揮にはエスカヘーダのほか、ポール・ズビゼウスキー(『エージェント・オブ・シールド』)とマーベル・テレビジョンでトップを務めるジェフ・ローブも名を連ねる。
そして、もう1本の『Helstrom』は、ミステリアスでパワフルな連続殺人鬼を父に持つ子供たち、デイモン&アナ・ヘルストロムを主人公に、彼ら二人が"最悪の種類の人間"を追い詰めていく展開になるとのこと。こちらは、ズビゼウスキーがショーランナーと製作総指揮を務め、ローブも製作を担う予定だ。
両シリーズについて、新キャストや配信日などの詳細が決まり次第、続報をお届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『エージェント・オブ・シールド』のゴーストライダー(右上)
(C)2016 MARVEL & ABC Studios.