(※本記事は、『ゲーム・オブ・スローンズ』第三章のネタばれを含みますのでご注意ください)
4月~5月にかけて放送された第八章をもって幕を閉じた大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)でロブ・スタークを演じたリチャード・マッデンが、かなり早い段階の第三章で降板できたことを感謝しているようだ。英Digital Spyが報じた。
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リチャードが演じるロブ・スタークは第三章の第9話「キャスタミアの雨」で命を落とすのだが、その展開について、米Varietyの番組『Actors on Actors』に出演したリチャードが次のように語っていたという。
「(2009年に製作された)パイロット版からロブの死まで約5年あったから、降板するのは辛かったよ。だけど、5年というのはちょうど良かった。自分のキャリアや経験にとっても良かったし、30時間分のエピソードの撮影からは多くを学んだ。"業界での作法"を知るための時間を過ごせた上でシリーズを去れたことに感謝してる。(パイロット版から最終章まで)『GOT』に出演してきた俳優は、同じキャラクターを演じて11年になるだろうね。彼らにメダルをあげたいぐらいだ。マラソンみたいなものだから」と、一つの役を10年以上演じることの大変さに共感しながらも、自身はそうならなかったことに安堵の息を漏らした。
なお、惜しまれながらもシリーズはファイナルを迎えてしまったが、7月に開催されるサンディエゴ・コミコンのパネルにキャストが登壇することが、ほぼ決定している。キット・ハリントン(ジョン・スノウ役)、エミリア・クラーク(デナーリス・ターガリエン役)、レナ・ヘディ(サーセイ・バラシオン役)、ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター役)、ソフィー・ターナー(サンサ・スターク役)などが姿を見せる予定だ。
『GOT』を降板後、リチャードはイギリスで大ヒットを記録した英BBCの政治サスペンスドラマ『ボディガード -守るべきもの-』に主演。実写版映画『シンデレラ』では王子役を演じ、最近ではエルトン・ジョンの人生を描く伝記映画『ロケットマン』にもマネージャー役で出演した。また、マーベルの新作ヒーロー映画『The Eternals(原題)』への出演も決定している。(海外ドラマNAVI)
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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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