現在米サンディエゴで開催中のコミコンにて、2020年に放送されるシーズン7で終了するが発表されたマーベルドラマ初の長編ドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』。シリーズ終了の決定を受け、出演者たちがコメントをした。
まずコミコンに登場したクリエイターのモーリサ・タンチャローエンは、「嬉しくもあり悲しくもあるわ」と米Entertainment Weeklyにコメント。「私たちのこれまではとても長い旅で、とても長い道のりで、いろんなことが起こったわ」と7年の道のりを振り返りながら、「私たちをシーズン7まで連れてきてくれたファンの皆さんと一緒にこの場所で祝うことができて、嬉しく思うわ」と述べている。フィル・コールソン役のクラーク・グレッグも「今日は僕らのドラマが全136話(シーズン7終了時点)を迎えることのお祝いだ」と同意した。
続けて、デイジー(クェイク)役のクロエ・ベネットは「私たちは今ファイナルの撮影をしているの」と明かし、「だから、このタイミングで過去最大規模のパネルに参加して(シリーズ終了を)発表できたことで胸がいっぱいよ。みんなに知らせたことで、現実だと感じているの」と心境を告白した。
また、Twitterでもそれぞれの思いを伝えている。クラークは終了ニュースが報じられたあと、「この作品に関わった見事な旅路は、素晴らしいファンのみなさん、友人、そしてエージェントのおかげです。感謝してもしきれません。この作品は、家族を題材にしています。そしてみなさんは私たちの家族です。ありがとう」と綴っていた。ジェマ・シモンズ役のエリザベス・ヘンストリッジは、「この素晴らしい旅に感謝。心の底から本当に本当に本当にありがとう」とファンに語りかけている。
そして、メリンダ・メイ役のミンナ・ウェンは、自身のInstagramで想いを綴った。全文をご紹介。
「ありがとう、イアン(・デ・カーステッカー)。涙を拭うのにあなたの袖を貸してくれて。笑っていたつもりだったのに、次の瞬間涙が溢れ出していたの。ティッシュを持っていなかったからイアンが服の袖を寄せてくれて...。シーズン1と2の映像を見ていたら思わず感情が込み上げてきてしまったの。
(製作総指揮の)ジェフ・ローブが私に「メイの"騎兵隊"というニックネームの由来について知ったときどう思った?」と尋ねてきたとき、私は撮影当初のことや、これまで支えてくれた素晴らしい家族のようなキャストやスタッフたちのことに想いを巡らせていたの。
クルー、VFXスタッフ、美術スタッフ、ヘアメイク、脚本家、プロデューサー、製作会社、キャスティング、作曲家...、すべての番組スタッフをピックアップするときりがないわ。涙が溢れてくる。私たちは今週、シリーズフィナーレとなる最後のエピソードを撮影しているの。私たちの作品は幕を閉じる。最高の名誉であり、7年間演じたこの素晴らしい役はもうすぐ終わりを迎える。
うまくまとめられなくてごめんなさい。だから私は"騎兵隊"ではないのね。ここ、サンディエゴ・コミコンのHホールで、応援して下さるファンの皆さんの前に座って思うのは、全ての神さまに感謝したいということ。
マーベル、ABC、シーズン7まで続けさせてくれてありがとう。寄せ集めのこのギャング(仲間)たちに定期的に会えなくなるのは寂しいけれど、この作品に関わることができてとても光栄に思ってる。とっても楽しかった!」
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全13話となるファイナルシーズン『エージェント・オブ・シールド』シーズン7は、2020年に本国アメリカで放送予定。本作の視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】にて。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『エージェント・オブ・シールド』キャスト&スタッフたち
(c) ABC Studios & Marvel