男気のあるアウトロー・バイカー軍団が活躍する犯罪アクションドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』のジャックス・テラー役で知られる英国俳優チャーリー・ハナム。近年は映画出演が多かった彼だが、再びドラマシリーズに戻ってくることが分かった。
米TV Guideなどによると、チャーリーは米Appleが手掛ける動画配信サービス「Apple TV+」のオリジナルドラマ『Shantaram(原題)』に主演する。『Shantaram』は、グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツが執筆した2003年出版のベストセラー小説『シャンタラム』を題材としている。舞台は1980年代。チャーリーが演じる主人公リンは、オーストラリア出身の銀行強盗。刑務所から脱獄したリンがインドに逃亡して、ボンベイ(現ムンバイ)の裏社会にどっぷりと浸かっていくストーリー。
犯罪ブラックコメディ映画『アメリカン・ハッスル』の脚本家であるエリック・ウォーレン・シンガーが本作の製作総指揮および脚本を手掛け、SFアクション映画『アサシン クリード』でメガホンを執ったジャスティン・カーゼルが最初の2話を監督する。共演者には、アクション映画『ヴァン・ヘルシング』のリチャード・ロクスバーグ、サスペンス・ホラードラマ『GHOUL/グール』のラーディカー・アープテーが名を連ねている。
『サンズ・オブ・アナーキー』以来となるドラマ出演のチャーリーは、ここ数年『パシフィック・リム』『キング・アーサー』など映画を中心に活躍し、現在公開中の脱獄がテーマの映画『パピヨン』でも主演している。また最近ではNetflixオリジナルムービー『トリプル・フロンティア』にも出演。さらに、映画『シャーロック・ホームズ』や『コードネーム U.N.C.L.E.』のガイ・リッチーが監督を務める新作映画『The Gentlemen(原題)』では、ヒュー・グラントやマシュー・マコノヒー、コリン・ファレルらと共演する。
「Apple TV+」は、11月1日に配信サービスを開始。全10話となる『Shantaram』は、今年10月よりオーストラリアとインドで撮影が開始される。配信日は現時点では未定。(海外ドラマNAVI)
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チャーリー・ハナム
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