超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(以下『スパナチュ』)で、サム・ウィンチェスターを演じるジャレッド・パダレッキが、暴行容疑などで逮捕されたことはお伝えしたとおり。本件に関して、この1週間沈黙を貫いてきたジャレッドがついにコメントを発表した。米TV Lineなどが報じている。
事件は、現地時間の10月27日(日)午前2時、米テキサス州オースティンにあるバーで何人かと口論した後、2度の暴行と1度の公的な場所での酔っ払い・人に迷惑をかけた行為により逮捕されたジャレッド。その後は、5000ドル(約54万円)と伝えられる保釈金を払い釈放され、無事に『スパナチュ』の撮影地カナダ・バンクーバーに戻ったという。
そしてジャレッドは、11月3日(日)に自身のTwitterにコメントを投稿。「家族、友人、そしてみんなの愛とサポートに心から感謝します。ワシントンD.C.で開催される『スパナチュ』のコンベンションに参加できないのは残念です。ですが、近いうちにまたみんなに会えることを願っています」ハートの絵文字を添えてファンへ感謝の気持ちを述べたこのツイートには、7万以上の「いいね」が寄せられている。
I want to sincerely thank my family and friends for all of your love and support. So sad to miss the #SPNFamily at #dccon but I hope to see y"all soon.
— Jared Padalecki (@jarpad) November 3, 2019
そんな中、ジャレッドが欠席したコンベンションに、兄ディーン役のジェンセン・アクレスが一人で登場。大きな拍手で迎えられたジェンセンは、「ワオ! 今度からも一人でいいかな? 今度からジャレッドは家にいるように言うよ」とジョークを飛ばす。
ジェンセンは続けて、「冗談さ。僕たちみんな、あの大きなバカな友だちがいなくて寂しがっているよ。先週末大変だったんだ。だからやるべきことを今はやっている。今週末はゆっくりできるように、彼をサポートしてくれ」と語った。
さらに、「(事件の後)ジャレッドは撮影を少し休んで、水曜日に戻ってきたんだ。僕が手錠かけて連れてきたよ。楽しかったね。スタッフは、オレンジ色の囚人服を着せたがっていたんだけど、間に合わなくてね。別に悪いアイデアだとは思っていなかったよ。絶対ウケると思っていたからね。ともかく、ジャレッドは元気だ」と現場の状況を説明。そして「彼への愛とサポートをよろしく」とジャレッドへの応援をファンにお願いした。今回の件で、撮影の遅延などの『スパナチュ』への問題はないと伝えられていたがその通りだったようだ。
未だジャレッドは公に姿を見せていないが、とりあえずのコメント発表でファンも安心したことだろう。ファイナルとなる『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15は、米CWにて毎週木曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
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ジャレッド・パダレッキ&ジェンセン・アクレス(c)Faye S/Famous