米国では11月12日(火)にディズニーの新配信サービス「Disney+」で配信、日本でも12月26日(木)よりディズニーデラックスにて配信スタートした『スター・ウォーズ』シリーズで初となる実写版ドラマ『マンダロリアン』。マンダロリアン役で主演するペドロ・パスカルのスタント・ダブルを務める人物が、西部劇で有名なあのレジェンドの孫であることが明らかとなった。米CINEMA BLENDが報じている。
全10話となる『マンダロリアン』は、帝国崩壊後とファースト・オーダーが誕生する以前の時代を舞台に、ニュー・リパブリックの権力から遠く離れた銀河にも及ばない場所に存在する孤独なガンマン、マンダロリアンの苦悩が描かれる。
以前にインタビューでペドロが、クリエイターを務めるジョン・ファヴロー(『アイアンマン』シリーズ)から、ガンマンが主人公だけに、クリント・イーストウッドが主演した西部劇『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』を観るようアドバイスされたと明かしていた。
そして、ペドロのスタント・ダブルも西部劇にゆかりがある人物で、『駅馬車』や『リオ・ブラボー』『エル・ドラド』といった西部劇の傑作の数々に出演し、"デューク"の愛称で親しまれた名優ジョン・ウェインの孫にあたるブレンダン・ウェインなのだという。
『マンダロリアン』でペドロ演じるマンダロリアンは常にマスクとスーツを装着して素顔を見せず、ブレンダンはシーズン1の全エピソードでスタント・ダブルとして登場。第4話に至っては、ペドロがブロードウェイの舞台『リア王』のリハーサルで撮影に参加できなかったため、ウェインが全シーンでマンダロリアン役を演じたとのこと。
すでに更新されたシーズン2にも続投するというブレンダンは、スタント・ダブルではなく俳優として映画『カウボーイ&エイリアン』に出演し、犯罪捜査ドラマ『メンタリスト』やマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』などにもゲストとして登場している。
『マンダロリアン』は、12月26日(木)よりディズニーデラックスにて配信開始され、第2話は2020年1月3日(金)から。以降毎週金曜日に1話ずつ新エピソードを配信。(海外ドラマNAVI)
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