英BBCが、本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている『ジュディ 虹の彼方に』の脚本を執筆したほか、『恋愛後遺症』『私立探偵ストライク』といった英国ドラマを手掛けたトム・エッジを脚本&クリエイターとして迎え、新作スリラードラマを製作する。その主要キャストがこのほど明らかになった。
6話構成の本作のタイトルは『Vigil(原題)』。スコットランドのトロール漁船が行方不明になり、原子力潜水艦の中で死体が発見されたことから、警察は海軍や保安局と対立することに。エイミー・シルヴァ警部は、英国の核抑止力の核心を脅かす陰謀を阻止するため、陸上・海上両方での捜査を率いることになる。
BBCによれば、出演者はエイミー・シルヴァ役のサランヌ・ジョーンズ(『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』『女医フォスター』)をはじめ、ローズ・レスリー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ショーン・エヴァンス(『刑事モース 〜オックスフォード事件簿〜』)、アンジリ・モヒンドラ(『ボディガード ―守るべきもの―』)、マーティン・コムストン(『ライン・オブ・デューティ』)、パターソン・ジョセフ(『タイムレス』)、コナー・スウィンデルズ(『セックス・エデュケーション』)、アダム・ジェームズ(『女医フォスター』)、ゲイリー・ルイス(『リトル・ダンサー』)の9人。
ローズは、「私はBBCのドラマを見ながら育ってきたから、トム・エッジの複雑で興味深い脚本とともにホームのように感じられる場所に帰ってくることができてとてもワクワクしているの。サランヌと共演できるのは本当に光栄だし、(『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影地でもあった)スコットランドで再び撮影できることも楽しみよ」とコメントしている。
エッジとともにエド・マクドナルド(『このサイテーな世界の終わり』)とチャンドニー・ラクハニ(『Dublin Murders(原題)』)が脚本を手掛ける。監督には、『ドクター・フー』や『ブロードチャーチ 〜殺意の町〜』でメガホンを取ったジェームズ・ストロングが名を連ねる。(海外ドラマNAVI)