次の『ハンドメイズ・テイル』?『グッド・ワイフ』の脚本家が安住の地を求めて闘う女性の物語をドラマ化

コメディ映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』などに主演するコメディエンヌ、エイミー・シューマーが、『グッド・ワイフ』の製作スタッフとタッグを組み、米CBS All Accessで安住の地を求めて闘う修道女を描くスリラー『Mercy House(原題)』を製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

『Mercy House』は、2020年2月に出版された米作家アレナ・ディロンによる同名小説のドラマ化となり、背教者である修道女イヴリンと彼女の仲間が、虐待されて捨てられた女性のために安住の地‟マーシー・ハウス"を運営し、その地を脅かそうとする者と闘う姿が描かれる。

大人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』で脚本・プロデュースを担ったコリン・ブリンカーホフが、『Mercy House』でも同役を務める。エイミーは製作総指揮に名を連ねており、現時点では出演する予定はないようだ。

マーシー・ハウスに身を寄せる女性たちはそれぞれ異なる背景を持っているが、‟男たちによって脅かされ大切な物を奪われた"という共通点により団結するとのことで、女性が出産マシンのように虐げられるデストピアな世界を描く米Huluの『ハンドメイズ・テイル 侍女の物語』に通じるテーマがありそうだ。

ブリンカーホフは原作について、「強い女性の復活力と償い、そして集団の力を描く物語に魅了されました。特に、思いがけずヒーローになった修道女のエヴリンは、大胆で社会的に意味があり、私が伝えたい女性を中心にした物語を体現しています」と語り、ドラマ化に対する意欲を見せていた。

エイミーは、米HBOの恋愛コメディドラマ『GIRLS/ガールズ』にゲスト出演し、映画『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』では脚本・主演をこなし、クリエイターとしても活躍している。

『Mercy House』に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グッド・ワイフ』 (C)2014 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved./『ハンドメイズ・テイル』© 2019 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.