米CBSを代表する本格法廷ドラマ『グッド・ワイフ』の最終話から1年後を描くスピンオフ作品『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』。米CBS All Accessでシーズン4を配信中の本作がシーズン5へ更新されることが決定した。米Deadlineなど複数のメディアや番組公式サイトが報じている。
シカゴの弁護士事務所を舞台に、次々と押し寄せる困難に立ち向かう弁護士ダイアン・ロックハートを中心とした女性たちの活躍を力強く描く本シリーズは、待望のシーズン4が4月9日(木)にスタートしたばかりで毎週木曜日に新エピソードが配信されている。しかし新型コロナウイルスの影響で3月から撮影が中断されており、このシーズン4は当初予定されていた第10話ではなく、現地時間5月28日(木)に配信される第7話をもって締めくくることとなった。
CBS All Accessの副社長ジュリー・マクナマラは「『ザ・グッド・ファイト』はCBS All Accessのオリジナルシリーズの中で最も愛され高く評価されている番組のひとつであり、今シーズンは特に大きな反響をいただきました。我々は全10話の第4シーズンを皆さんにお届けしたいと思っておりましたが、このパンデミックの状況下でそれは叶いませんでした。短くはなりましたが、(クリエイターの)ロバートとミシェルのキング夫婦が率いる素晴らしいキャストとスタッフが、驚異的な7話を作り上げました。皆さんがシーズン4の残りのエピソードを見届けてくださるのを楽しみにしています。そして次のシーズン5で、さらにタイムリーで魅力的な物語を皆さんにお届けできることに興奮しています」と述べた。
『ザ・グッド・ファイト』シーズン4には、クリスティーン・バランスキー(ダイアン・ロックハート弁護士役)、クシュ・ジャンボ(ルッカ・クイン弁護士役)、オードラ・マクドナルド(リズ・レディック=ローレンス弁護士役)、サラ・スティール(マリッサ・ゴールド調査員役)、ニャンビ・ニャンビ(ジェイ調査員役)、マイケル・ボートマン(ジュリアス・ケイン弁護士役)らレギュラーキャスト陣がシーズン3から引き続き出演。残念ながら、ローズ・レスリー(マイア・リンデル弁護士役)、マイケル・シーン(ローランド・ブラム元弁護士役)、ゲイリー・コール(カート・マクベイ役)らはシーズン3をもって降板している。
そして本家『グッド・ワイフ』のデヴィッド・リー弁護士役でおなじみのザック・グルニエ(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)が同役でレギュラーキャストの仲間入りをし、さらにルイス・ケニング弁護士役で『グッド・ファイト』に何度も出演していたマイケル・J・フォックス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ)も再度ゲスト出演。『ハンニバル』のウィル・グレアム役などで知られるヒュー・ダンシーが元陸軍将校で現在はアソシエイト弁護士という役どころで新たに登場する。
シーズン5の出演者はまだ発表されていないが、ロックハート&ボーズマン法律事務所の共同経営者エイドリアンを演じるデルロイがシーズン4をもって降板し、米ABCの『Harlem"s Kitchen(原題)』に主演することが3月に報じられている。
日本での『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』シーズン4配信日は未定だが、シーズン1から3はAmazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』© 2020 CBS Interactive. All rights reserved.