大ヒットドラマ『フレンズ』のフィービーは天然キャラクターとして愛されたが、同役を演じたリサ・クドロー自身にも似た面があるようだ。米Entertainment Weeklyが報じている。
リサは、5月29日(金)より配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『スペース・フォース』に出演している。これは、2018年にドナルド・トランプ米大統領が米国6番目の軍種となる宇宙軍を創設するよう指示したことにインスパイアされた作品で、この新組織の創設を命じられた人々を描くコメディ。コメディドラマ『ザ・オフィス』のクリエイター、グレッグ・ダニエルズと主演のスティーヴ・カレルが再タッグを組み、スティーヴは宇宙軍のトップに任命された軍人マークを演じる。リサが扮するのは、彼の妻マギーだ。
マギーは、重要な任務に就く夫を20年以上にわたり支えてきたが、夫が宇宙軍の責任者となってからは彼とはすれ違うようになるというキャラクター。なお、リサ自身もスティーヴらとはズレていたようで、宇宙軍が実在することを知らなかったと告白している。
「大統領が"宇宙軍を作ろう"と言ったなんて本当に知らなかった。日々のニュースをきちんと追えていなくて見逃しちゃったのね。ただ単に、『ザ・オフィス』のグレッグとスティーヴがやるドラマに誘われたから、"もちろん!"って返事したの。ジョン・マルコヴィッチ(『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』)も参加すると聞いて興奮したわ。でも、ごめんなさい、おバカな私は宇宙軍が実在するなんて知らなかった。(今年2月の)一般教書演説を聞いて初めて、宇宙軍が実在することを知ったの。とても恥ずかしかった。撮影中、私が知らなかったことはバレなかったけど、みんな私が知っていると思っていたんでしょうね。世間でどんなことが起きているかはきちんと把握しておくタイプなんだけど、時々何がジョークで何が真実なのか分からない時があるの。この作品のことじゃなくて、日々の生活の中での話よ」と笑いながら話している。
なお、リサは宇宙軍の存在だけでなく、本作のキャストの豪華さにも驚いたそう。彼女とスティーヴ、ジョン以外のキャストは、『ジ・アメリカンズ』のノア・エメリッヒ、『ソニック・ザ・ムービー』のベン・シュワルツ、『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』のオーウェン・ダニエルズ、『Glee/グリー』のジェーン・リンチ、『ミスター・ガラス』のダイアナ・シルヴァーズ、『モダン・ファミリー』のフレッド・ウィラード、『NYボンビー・ガール』のタウニー・ニューサム、『シリコンバレー』のジミー・O・ヤンなど。ファミリー映画『パディントン』シリーズで監督・脚本を手掛けたポール・キングらが監督を務める。
『スペース・フォース』は10話構成で5月29日(金)よりNetflixにて配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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『フレンズ』 (C)Warner Bros. Entertainment Inc.
『スペース・フォース』 (C)AARON EPSTEIN/NETFLIX