新"バットウーマン"は全く新しいキャラクターに！その真意が明らかに

米CWの新作DCドラマ『Batwoman（原題）』の主演を務めていたルビー・ローズがシーズン1をもって降板したことはすでにお伝えしている通り。現在新たなヒロインのキャスティングが行われているが、そのキャラクター像は全く異なると報じられており、その真意を番組のショーランナーが明かした。米Deadlineが伝えている。

本作は、同性愛者として描かれるバットマンのいとこ、ケイト・ケインことバットウーマンを主人公に、ゴッサム・シティの治安維持に乗り出すヒーローアクション。昨秋スタートしたシーズン1では、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のステラ役で話題を呼んだルビー・ローズが主演を務めていたが、本国でシーズンファイナルが放送された3日後の5月中旬に突如降板することが発表された。

そして先日、そんなルビーに代わる新たな主演が演じるのはケイトではなく、ライアン・ワイルダーという全く別のキャラクターであることが判明。本作のショーランナーであるキャロライン・ドライス（『ヴァンパイア・ダイアリーズ』）は、アローバースを作り上げたクリエイターのグレッグ・バーランティを含む製作総指揮たちがどのようにしてこの決断に至ったのかを明かした。

「グレッグがこの決断を後押ししてくれたの。彼はこの手のことに関しては私よりもずっと賢い人で、こう言ってくれたの。"『Batwoman』を再起動させるためだけに別のキャラクターを導入するのではなく、ルビーがケイト・ケインに注いだ全てに敬意を表するべきなんだ"と。それに、このことは視聴者のみなさんにとっても少し気が楽になることだと思った。私たちは、ルビーの降板について触れてほしくないわけではないのだから」

現段階では、新主人公のライアンがDCコミックスに登場している既存のキャラクターのコードネームなのか、本作のオリジナルキャラクターなのかは不明。しかしドライスは「私は、バットウーマンにインスパイアされた過去を持つ全く新しいキャラクターを創っているの。だから、彼女はマントを引き継ぐけど、ヒーローに適した人物ではないかもしれない。でもそれが面白いのよね」と説明しており、新たに作られたキャラクターの可能性が高そうだ。

注目の『Batwoman』シーズン2は、2021年1月から米CWにて放送予定。（海外ドラマNAVI）