『ドクター・ハウス』オリヴィア・ワイルド初監督作公開決定！『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』

大ヒット医療ドラマ『Dr.HOUSE　―ドクター・ハウス―』のレミー・ハドリー役で知られ、『her／世界でひとつの彼女』『リチャード・ジュエル』といった映画にも出演している女優オリヴィア・ワイルドの長編監督デビュー作『Booksmart（原題）』が、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』という邦題で8月21日（金）より公開されることが決定した。同作の場面写真と日本語字幕付き海外版予告編が届いたのでご紹介しよう。

製作総指揮を担当しているのは、コメディ映画『俺たち』シリーズやアカデミー賞作品賞にノミネートされた政治風刺『バイス』、ゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞した風刺ドラマ『キング・オブ・メディア』などを手掛けてきたウィル・フェレルとアダム・マッケイ。

「『ビバリーヒルズ・コップ』や『リーサル・ウェポン』を参考に、性格の異なる二人が命がけの状況でお互いを補い合う姿を描きたかった。"ガールズ映画を作ろう"という考えはなかった」と監督のオリヴィアが語る通り、爆笑あり、アクションあり、そして涙ありの革命的ハイスクール・バディコメディ。プレミア上映された昨年のSXSW映画祭で話題となり、「スマートで、アバンギャルドなコメディ革命！」（THE WRAP）、「ずっと観たかった女性版『スーパーバッド 童貞ウォーズ』（THE MARY SUE）、「コメディ版『テルマ＆ルイーズ』」（THE CURVY FILM CRITIC）などと称賛されている。また、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞候補になったり、英アカデミー賞（BAFTA賞）オリジナル脚本賞にノミネートされたりと賞レースにも絡んだ。

主人公の二人を演じるのは、俳優ジョナ・ヒル（『マネーボール』）の妹で、本作でゴールデン・グローブ賞候補になったビーニー・フェルドスタインと、犯罪ドラマ『アンビリーバブル　たった1つの真実』の演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたケイトリン・デヴァー。ビーニーは犯罪ドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー』の新シーズンで元大統領クリントンと不倫スキャンダルを起こしたモニカ・ルインスキーを演じる。

共演は、『GIRLS／ガールズ』のジェシカ・ウィリアムズ、『フレンズ』のリサ・クドロー、『ネブラスカ　ふたつの心をつなぐ旅』のウィル・フォーテ、『モンスター上司』シリーズのジェイソン・サダイキス、『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』のビリー・ロードなど。

2011年から短編を数本手掛け、この度ついに本格的な監督デビューを果たしたオリヴィア。すでに次の監督作『Don"t Worry, Darling（原題）』が決まっており、そちらではフローレンス・ピュー（『ブラック・ウィドウ』）、シャイア・ラブーフ（『トランスフォーマー』）、クリス・パイン（『スター・トレック』）などが出演する予定だ。

成績優秀な優等生であることを誇っていた親友同士のエイミーとモリー。しかし卒業前夜、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り自信喪失。二人は勉強によって失った時間を取り戻すべく卒業パーティーに乗り込むことを決意する。果たして、二人を待ち受ける怒涛の一夜の冒険とは？　無事に卒業式を迎えることはできるのか！？

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』（配給：ロングライド）は、8月21日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。（海外ドラマNAVI）