『リバーデイル』出演者4名から性的暴行を受けたとSNSでの告発を受け、キャストが対抗声明を発信!

米CWの人気青春ドラマ『リバーデイル』のキャスト4人が、Twitterの投稿で性的暴行を告発され、その主張に対する対抗声明を発信していることが明らかとなった。米E!Onlineが報じている。

現地時間6月21日(日)、プロフィールや写真など何もついていない「Victoria」という名前のTwitterアカウントに、コール・スプラウス(ジャグヘッド役)から性的暴行を受けたとの告発文が数回にわたり投稿された。

コールがニューヨーク大学に在学していた2013年に、彼が開いたパーティーに行った投稿者が、彼に性的な関係を迫られ、体を触られ、抵抗しても止めてもらえなかったという暴行の一部始終について述べている。

そして他のTwitterアカウントからも同様の被害告発文が『リバーデイル』に出演するリリ・ラインハート(ベティ役)、K.J.アパ(アーチー役)、ヴァネッサ・モーガン(トニ役)らに向けて投稿されたという(これらは既に削除されている)。

この投稿を受け、同日コールは次のような声明文をツイート。「今日、僕と3人のキャストがTwitterの匿名アカウントで性犯罪の濡れ衣を着せられた。これらの告発を深刻に受け止めるとともに、然るべきチームと協力して問題の原因を探るつもりだ。

虚偽の告発は、実際に性的暴行の被害に遭った人々に甚大なダメージを与える。言っておくけど、僕は誰かが声を上げる権利を奪おうとしているんじゃない。投稿で語られた詳細は事実無根で真実じゃない。みんなには、今回の告発自体をじっくり考えてほしい。その出来事は事実じゃない」と、投稿者の主張を全面否定した。

同日、リリが匿名ユーザー「Tasha」から告発されたのは、彼女が「Tasha」と記念撮影をした際にお尻を触ったというもの。しかし、この「Tasha」は最初の告発をした10分後に、「嘘をつくのがどんなに簡単かわかる?  みんな信じるよね? 」とツイートし、自身の発言が真実ではないことを明かしている。

これらの投稿についてリリは、「これまでに私は、常に性的暴行の告発について真剣に考えてきました。だけど、今回の告発を行なったアカウントは、私や共演者に関する虚偽のストーリーを伝えるために作られたものだと証明されています。性的暴行を受けたと偽ることは、私が考え得るなかで最も歪んだ行為です。自身が受けた性的被害について、真実を告白することを決意した男性や女性の思いを踏みにじるような行動です。こうした嘘は、誰かの人生やキャリアを破滅させてしまう。私が今回の告発が嘘であると言い切れる理由は、疑惑を告発した人物が、すでに捏造された話だと認めてるからです。私たちは法的措置を検討しています。この種の病んだ行為は、性的暴行の真のサバイバーに害を及ぼすだけです。私はサバイバーを支援して彼らを信じてきたから、今回のことで信じられないほど突き動かされ、恐ろしい思いになりました」と疑惑を否定し、虚偽の告発をする人々を批判した。

『リバーデイル』のキャストの他に、最近、人気歌手ジャスティン・ビーバーも複数の匿名アカウントから性的暴行を告発されたが、否定している。(海外ドラマNAVI)