『アイアン・フィスト』ジェシカ・ヘンウィック、アジア系キャラを主人公にしたYA小説をAmazonでドラマ化!

Netflixのスーパーヒーロードラマ『Marvel アイアン・フィスト』でコリーン・ウィング役を演じたアジア系女優のジェシカ・ヘンウィックが、アジア系キャラクターを主人公にしたヤング・アダルト小説「Nancy Wu Done It」をAmazonでドラマ化することがわかった。米Deadlineが報じている。

小説と同名タイトルとなるドラマ版は、アジア系アメリカ人女性でヤング・アダルト小説作家である主人公ナンシー・ウーが、自分の小説の中に突然入り込んでしまったことに気づき、自分が生み出していながら気が合わないキャラクターと一緒に、解決していない謎に取り組まなければならなくなる...というストーリー。

「Nancy Wu Done It」は、TVの中に入り込んでしまった兄妹が繰り広げる冒険がコメディタッチで描かれる映画『カラー・オブ・ハート』と、映画やTVドラマ化もされている探偵小説シリーズ「ナンシー・ドリュー(Nancy Drew)」を掛け合わせたような作品だと称されている。

ジェシカは、米CWのDCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』や『ハンニバル』で脚本を手掛けたアジア系のカイ・ユー・ウーと共同でペンを執る。マリ・ユーン(『ポラロイド』)とロイ・リー(『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』シリーズ)が製作総指揮を務め、主要製作スタッフがアジア系で占められている。

現時点でキャストは未定だが原作小説と設定が同じであることから、主人公にはアジア系女優が起用される予定だ。すでにドラマ版は、Amazon Prime Videoにてシリーズ化が決定している。

イギリス生まれのジェシカの父親はザンビア生まれのイギリス人で小説家、母親は中国系シンガポール人だ。大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』第五章からナイメリア・サンド役を演じ、『アイアン・フィスト』と同様に素晴らしいアクションシーンを披露。2021年以降はモンスター・アクション映画『ゴジラVSコング(仮)』が待機中で、『マトリックス』シリーズの第4作にも出演が決定しており、目覚ましい活躍を続けている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Marvel アイアン・フィスト』©Linda Kallerus/Netflix