米ABCで1988年から1993年まで6シーズンにわたり放送されたファミリードラマ『素晴らしき日々(別題:ワンダー・イヤーズ)』を、音楽業界の裏側を描くドラマ『Empire 成功の代償』でクリエイターを務めたリー・ダニエルズが、アフリカ系の家族を主役にリブートすることがわかった。米Varietyが報じている。
オリジナル版は、1968年から1973年に10代を過ごした主人公ケビン・アーノルドが回想を交えつつ、少年時代の思い出を語るスタイルで綴られるファミリードラマ。
リブート版は、激動の1960年代にアラバマ州モンゴメリーに暮らすアフリカ系の中産階級の家族を中心に描くとのこと。
リブート版も再びABCで製作され、脚本を手掛けるのは大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』や、音楽コメディ映画『ファイティング・テンプテーションズ』でペンを執ったサラディン・K・パターソン。ダニエルズとマーク・ヴェレズ(『Good People(原題)』)が製作総指揮を担い、オリジナル版でケビンを演じたフレッド・サヴェージがパイロット版の監督・製作総指揮を務める予定だ。本家で共同クリエイターを務めたニール・マーレンズが、コンサルタントとして参加することも決まっている。
オリジナル版はエミー賞やゴールデン・グローブ賞、ピーボディ賞といった数々の賞を受賞。主演したフレッドの他に、ケビンの父親ジャック役でダン・ローリア(『ピッチ 彼女のメジャーリーグ』)、ケビンの母親ノーマ役でアレイ・ミルズ(『ビーチ・ボーイズ物語/僕らのサーフィンUSA』)、ケビンの姉カレン役でオリヴィア・ダボ(『ユーリカ ~地図にない街~』)、ケビンの兄ウェイン役でジェイソン・ハーヴェイ(『ブレイクアウト』)、ケビンの幼なじみウィニー役でダニカ・マッケラー(『Project MC2』)がレギュラー出演していた。
リブート版『素晴らしき日々』に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『素晴らしき日々』 © American Broadcasting Companies, Inc