今年6月にYouTube PremiumからNetflixへとプラットフォームを移した、映画『ベスト・キッド』シリーズの30年後を描く続編ドラマ『コブラ会』。そのクリエイターが、スピンオフのアイディアが5つはあると語っている。米Screen Rantが報じた。
『コブラ会』は、1984年に公開された映画シリーズの第1作でライバル関係にあった主人公ダニエル・ラルーソーとジョニー・ローレンスが中心となる続編シリーズ。ビジネスで成功したダニエルに対し、負け組になってしまったジョニーはある青年と出会ったことで一念発起してコブラ会の道場を再開し、今度はお互いの弟子を闘わせて対立する姿が描かれる。映画シリーズに出演していたダニエル役のラルフ・マッチオとジョニー役のウィリアム・ザブカがそろって続投し、ジョニーの師匠でコブラ会の創設者であるジョン・クリース役のマーティン・コーヴもカムバックしている。
『コブラ会』のクリエイターを務める3人、ジョシュ・ヒールド、ジョン・ハーウィッツ、ヘイデン・シュロスバーグが米Slash Filmのインタビューでスピンオフの可能性を聞かれた際、ハーウィッツが以下のように語っている。
「私たちはスピンオフのアイディアを練っているところです。『ベスト・キッド』のユニバースをこよなく愛しているので、昔からのキャラクターも私たちが新たに生み出したキャラクターも大切に思っています。(スピンオフがあるかについて)明確な答えを言うことはまだできませんが、検討に値するシナリオが少なくとも5通りあるとは言えます。そのうちのいくつかは型破りで、今までに誰も見たことがないようなタイプのスピンオフもあります。作品のエピソードを書く度に、自分たちが生み出したキャラクターに夢中になり、過去の登場人物を吟味しています。『コブラ会』の世界では、さらに深く模索できるものと特定の枠に収まらないものがありますが、キャラクターの一人をより掘り下げたり、キャラクターたちの人生における異なる時代を描く機会があるかもしれません」
『コブラ会』のシーズン1&2は8月28日(金)よりNetflixで配信されると、その前週に新シーズンが登場した『LUCIFER/ルシファー』をトップから引きずり下ろし、ナンバー1に輝いた。かなり人気を博しているシリーズは2021年にシーズン3配信が予定されている。スピンオフが実現する可能性は低くなさそうだ。(海外ドラマNAVI)
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『コブラ会』
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