12月4日(金)から6日(日)までの3日間行われる、東京コミックコンベンション2020(東京コミコン2020)。今年も大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のキャストを中心に豪華なゲストたちが参加することが決定している。そんな11人の近況を、私生活もまとめてお伝えしよう。
目次
マイケル・J・フォックス
1985年から始まった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ3部作で主人公のマーティを演じてスターとなったマイケル。日本でも1990年前後にホンダやキリンのCMに起用されるなど、高い人気を誇った。1990年代前半まではコメディを中心に主演映画が相次いだが、1991年に診断されたパーキンソン病の影響により、1990年半ばの『アメリカン・プレジデント』『マーズ・アタック!』あたりから脇役に回ったり声優をすることが増えていく。1996年より政治コメディドラマ『スピン・シティ』に主演するも、病状の悪化を受けてシリーズ途中にレギュラー降板。それでも演技を続け、近年は『グッド・ワイフ』『サバイバー:宿命の大統領』といった人気ドラマのゲストを務めたほか、2013年には自らの人生をモデルにした『マイケル・J・フォックス・ショウ』をスタートさせた。
1991年に29歳でパーキンソン病と診断されていたことを1998年に公表。2000年には同病の治療法を見つけるための基金を設立し、2010年にはその貢献が認められて栄誉学位を取得。2007年にはTIME誌の「最も影響力がある100人」にも選ばれた。さらに2000年には母国カナダ版のウォーク・オブ・フェーム入り、その2年後にはハリウッドのウォーク・オブ・フェーム入りを果たしている。また、2010年のバンクーバーオリンピック閉会式にウィリアム・シャトナー、キャサリン・オハラとともに登場した。
やはり今でも世間的に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の印象は根強いようで、タイムマシーンをテーマにした2019年のNetflix映画『シー・ユー・イエスタデイ』に出演したり、リル・ナズ・Xが今月発表した新曲「Holiday」の予告編(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3作目がモチーフ)に参加している。
私生活では、1980年代に大ヒットしたファミリードラマ『ファミリータイズ』と映画『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』で共演したトレイシー・リードと1988年に結婚。30年以上連れ添う彼女との間に4人の子どもがいる。
もともと話術が巧みだったことで知られるマイケルは執筆活動も行っており、日本でもベストセラーとなった2002年の自伝「ラッキーマン」をはじめ、4冊の本を執筆。今年11月に出版した最新作「No Time Like the Future: An Optimist Considers Mortality(原題)」は「自分にすべてを与えてくれた妻へのラブレター」とのこと。さらにその最新作の中で、病気の進行を受けて俳優業から引退するつもりだと明かしている。
クリストファー・ロイド
俳優として約60年のキャリアを誇り、これまでに出演した作品は200本以上に及ぶクリストファー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで演じたマーティの相棒ドク役以降も、1990年代のホラーコメディ『アダムス・ファミリー』シリーズのフェスター役、1998年のSFコメディ『ブラボー火星人2000』の火星人役など、個性的な外見を生かした役が多い。出演作の多くはコメディだが、近年は『シン・シティ 復讐の女神』や『キリング・タウン 殺人鬼が潜む町』のようなシリアスな作品にも挑んでいる。
2000年代半ばに米英で立て続けにレギュラー出演したドラマ(『I Dream(原題)』『Stacked(原題)』『Clubhouse(原題)』)はそろって短命に終わってしまったが、最近はゲストとして『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』といった人気ドラマに参加。今年10月に82歳となったが、今でも精力的に活動しており、来年2月に全米公開予定のアクションスリラー『Nobody(原題)』ほか5本以上の新作映画が待機中だ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界には映画3部作以外にも関わっており、1991年から2シーズン続いたアニメ版や、マイケル・J・フォックス基金のチャリティ活動のために製作された短編『Back for the Future(原題)』、アニメ『Robot Chicken(原題)』でもドクとして続投。2010年のゲーム版にもマーティ役のマイケル・J・フォックスとともに加わった。マイケルとはその後も懇意にしており、彼の主演ドラマ(『スピン・シティ』『マイケル・J・フォックス・ショウ』)にゲスト出演するなど、スクリーンでも再会を果たしている。
私生活では5度結婚しており、お相手は女優、脚本家、不動産エージェントなど様々。甥のサム・ロイド(『scrubs ~恋のお騒がせ病棟』『デスパレートな妻たち』)も俳優だったが、今年4月に56歳で亡くなっている。
リー・トンプソン
マーティの母エレイン役で知られるリーは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1作目の翌1986年に青春映画『恋しくて』でメインキャストの一人を演じる(ちなみに共演は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で当初マーティ役を演じていたエリック・ストルツ)など、映画界で主に活動していたが、1990年代半ばからドラマ界へ進出。
1995年から4シーズン続いたコメディドラマ『Caroline in the City(原題)』の主演でピープルズ・チョイス・アワードを受賞したのを皮切りに、2005年から始まった犯罪捜査シリーズ『Jane Doe(原題)』や2010年代のファミリードラマ『スイッチ ~運命のいたずら~』でもメインキャストを務めた。さらに、『CSI:科学捜査班』『SCORPION/スコーピオン』といった人気ドラマにゲスト出演している。
ここ最近は再び映画出演が増えており、ニコラス・ケイジ主演の『レフト・ビハインド』や、俳優ライアン・エッゴールド(『ブラックリスト』『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』)の監督作『ウェディング・ゲスト』に姿を見せた。現在もロマコメ『Unplugging(原題)』など3本の映画が控える。
1989年に結婚した夫が映画監督(『恋しくて』『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』のハワード・ドゥイッチ)である影響か、リーも2000年代から監督としても活動し、『ヤング・シェルドン』『それいけ!ゴールドバーグ家』『ケイティ・キーン』などのドラマでメガホンを取る。女優・監督として活動するかたわら、近年は『アメリカン・ダンシングスター』『Celebrity Duets(原題)』といったセレブが参加するオーディション番組にも登場。
夫のドゥイッチ監督との間に二人の娘がおり、どちらも女優として活動中。長女のマデリンはホラードラマ『アウトキャスト』などに出演し、次女のゾーイは『ゾンビランド:ダブルタップ』やジョニー・デップ主演映画『グッバイ、リチャード!』、コメディドラマ『ザ・ポリティシャン』に参加している。
トーマス・F・ウィルソン
自身にとって出演4作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のいじめっ子ビフ役で一躍知られるようになったトーマスは、ドク役のクリストファー・ロイドとともに、1991年から2シーズン続いたアニメシリーズ版にも登場。また、DC作品に多数出演しており、3本のバットマン作品のほか、スーパーマンとスパイダーマンのアニメーションシリーズに声優として参加した上、実写版の『新スーパーマン』にゲスト出演。2018年からは『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン4に計9話にわたって姿を見せた。
2000年以降は主にドラマ界で活動しており、『フリークス学園』『コールドケース』『ゴースト ~天国からのささやき』『ビッグ・ラブ』『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』『BONES』などにゲスト出演。映画では数は少ないが、マット・デイモン主演の『インフォーマント!』やサンドラ・ブロック主演の『デンジャラス・バディ』といったコメディ作品に登場している。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ以降は、基本的にトム・ウィルソンと名乗っている。私生活では、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1作目公開直後の1985年に結婚しており、4人の子どものパパ。現在はYouTubeチャンネルを持っており、クリストファーと出演した動画などもアップしている同チャンネルの登録者数は3万人を超える。
ビフはいじめっ子だが、トーマス本人は周囲が認めるいい人で、自身がかつていじめられた経験からビフ役を作り上げたという。彼はそれ以外の点でもビフと異なり、高校ではディベートチームの会長を務め、吹奏楽ではチューバを担当。さらにはカリフォルニア芸術大学などで美術を学び、ポップ・アーティストとしての顔も持つ。アンディ・ウォーホルなどの影響を受けている彼の作品はカラフルでポップ、そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のシーンをたびたび再現しているので、同作ファンは彼のサイトやYouTubeチャンネルをチェックしてみてはいかがだろう?
ミリー・ボビー・ブラウン
2016年から始まった『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の謎の少女イレブン役で世界的な知名度を得て、エミー賞にノミネートされたほか、2018年に14歳という最年少でTIME誌が選ぶ100人に選出され、ユニセフ親善大使に任命されたミリー・ボビー。幼くして「俳優として天性の本能を持っている」と言われていた彼女は2013年から子役として活動を開始し(当初はミリー・ブラウンと名乗る)、2014年の英米合作のホラードラマ『アンデッド』ですでにイレブンに通じるような少女を演じていた。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』『グレイズ・アナトミー』などの人気ドラマにも出演し、『ストレンジャー・シングス』でのブレイク後は、並行で映画にも参加して2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』から『ゴジラ』シリーズに加わっている。今年9月より配信された、人気児童小説が原作のNetflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』では主演のほか初のプロデュースも務めた。
その活躍は女優業にとどまらず、ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)がプロデュースしたバーチャルのSci-Fi番組『Spheres(原題)』では、ジェシカ・チャステインらとともにナレーションを担当。マルーン5の「Girls Like You」や、Sigmaの「Find Me」などのPVに出演している。2017年にはカルヴァン・クラインのキャンペーンで初のモデル業も経験。そのほかにも多数のCMで起用されている。
憧れの女優はジョディ・フォスター(『羊たちの沈黙』)だというミリー・ボビーは現在、再び主演・製作を兼任する『The Girls I"ve Been (原題)』ほか、3本の新作が待機中。『ストレンジャー・シングス』シーズン4は2021年より配信予定。姉のペイジも女優で、コメディドラマ『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』などに出演したほか、『エノーラ・ホームズの事件簿』ではミリー・ボビーとともに製作に名を連ねている。
ノア・シュナップ
キャリア当初からスティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』での主演トム・ハンクスの息子役、3Dアニメ『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のチャーリー・ブラウン役と、大作で印象的な役を務めていたノア。『ストレンジャー・シングス』で世界的な知名度を得た後は主演映画が相次ぎ、11月20日(金)に『エイブのキッチンストーリー』が、11月27日(金)には『アーニャは、きっと来る』が日本で公開される。
また、2018年に始まったYouTube Premiumのコメディドラマ『Liza on Demand(原題)』にたびたび出演。そのほかには、ラコステのモデルを務めたり、パニック!アット・ザ・ディスコの「LA Devotee」PVなどに姿を見せている。
俳優業のかたわらで慈善活動も行っており、ガンに苦しむ子どもたちを支援するイベントでプレゼンターを務めたり、非営利団体のフードバンク「Feeding America」への寄付として「Shine The Light On」というアパレルコレクションを発表したりしている。
ゲイテン・マタラッツォ
『ストレンジャー・シングス』に出る前からミュージカルの舞台で活躍し、『レ・ミゼラブル』や『イントゥ・ザ・ウッズ』に立っていたほか、人気ドラマ『ブラックリスト』にゲスト出演していた。声優としては、2019年のアニメ『アングリーバード2』に参加したほか、サイモン・ペッグ共演のアニメ『Hump(原題)』が控えている。
2019年にはNetflixの『プランク・エンカウンターズ ―恐怖のドッキリ―』のホスト役を務めていた。グリーン・デイの「Meet Me On the Roof」やケイティ・ペリーの「Swish Swish」のPVに出演。
実は鎖骨頭蓋形成不全症という難病を患っており、その病気について何度も公に語るほか、同じ病気に苦しむ人のために寄付を募ったり、病気への理解を深めるために活動する非営利団体「CCD Smiles」に協力している。
ケイレブ・マクラフリン
2012年から子役として活動し、3話にわたって登場した犯罪ドラマ『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』のほか、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』にゲスト出演。『ストレンジャー・シングス』出演後も、『ブルーブラッド』や米BETのミニシリーズ『The New Edition Story(原題)』など、ほかのドラマに出演している。
ドラマ以外では、2019年にNetflixのスポーツ映画『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』に出演。西部を舞台にした2020年の映画『Concrete Cowboy(原題)』ではイドリス・エルバと親子役を演じた。現在、DCのスーパーヒーロー、スタティック・ショックを実写映画で演じる可能性があると言われている。
SIAのPV「Santa"s Coming For Us」では、クリスティン・ベル(『グッド・プレイス』)、ヘンリー・ウィンクラー(『救命医ハンク』)、ソフィア・リリスとワイアット・オレフ(『ノット・オーケー』)といったほかのドラマスターと共演している。
クリスティーナ・リッチ
1990年代前半に子役として『アダムス・ファミリー』シリーズや『キャスパー』で活躍し、成長してからは『スリーピ-・ホロウ』や『耳に残るは君の歌声』でジョニー・デップと共演したほか、『バッファロー "66』『モンスター』『ブラック・スネーク・モーン』といったインディーズ映画にも多数出演。2000年代からはドラマに進出し、『アリーmyラブ』『グレイズ・アナトミー』などへのゲスト出演を経て、2011年に『PAN AM/パンナム』で主演。2015年にはAmazon『ゼルダ ~すべての始まり~』でスコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダを演じたものの、主演ドラマはそろって1シーズンで打ち切りに。
近年もクセの強い作品好きは変わっておらず、2015年の『リジー・ボーデン 美しき殺人鬼』などで両親を斧で殺したとされる女性を演じたり、12歳の少女たちがある伝説に従って友達を生贄にしようとする2018年のTV映画『Terror in the Woods(原題)』をプロデュースしている。
1999年に長寿コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』でホストを務めた際には、ブリトニー・スピアーズ、オルセン姉妹のパロディを演じた。2005年、ベックの「Hell Yes」に女声ボーカルとして参加。また、人気ドラマ『ゴシップガール』オーディオブック版でナレーターを務めた。2010年には、トニー賞作品賞候補になった『Time Stands Still(原題)』でブロードウェイデビューを果たし、その後も『真夏の世の夢』のステージに立っている。
PV出演のキャリアは長く、最初に出たのは『恋する人魚たち』の主題歌を歌ったシェールの「The Shoop Shoop Song」で、姉を演じたウィノナ・ライダーとともに可愛いダンスを披露。その後もMCハマーの「Addams Groove」やモービーの「Natural Blues」に登場している。
アメリカの画家マーク・ライデンのモデルを何度か務めており、「クリスティーナ」というタイトルの作品もある。私生活では2013年にドラマの撮影スタッフだったジェームズ・ヒアーデゲンと結婚し、翌2014年に息子を出産。しかし今年7月、離婚を申請した。
キーファー・サザーランド
両親が俳優だったこともあり、10代の頃から俳優の道に入ったキーファー。若手時代に『スタンド・バイ・ミー』や『ヤングガン』シリーズに参加した後、一時は悪役ばかりを演じていたことも。映画俳優として低迷していたが、2001年から始まった主演ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』が大ヒット。彼が演じたジャック・バウアーは日本のCMに起用されるほど人気となった。
その後も『TOUCH/タッチ』『サバイバー:宿命の大統領』とドラマで主演。今年8月にQuibiで配信された『逃亡者』ドラマ版では逃亡する主人公を追う捜査官を演じている。一方で、映画界では『フォーン・ブース』『テイキング・ライブス』『メランコリア』などで主役ではないものの、印象的な役柄を担っている。2011年には『栄光の季節』の舞台版で初めてブロードウェイに立った。
父ドナルドとは2015年の西部映画『ワイルドガン』で初めて本格的に共演した。母シャーリー・ダグラスとは1997年に舞台『ガラスの動物園』で共演。シャーリーは今年4月、86歳で逝去した。
マイケル・J・フォックスと同じく、母国カナダとハリウッドの両方でウォーク・オブ・フェームに名を連ねているキーファー。俳優業のほかに音楽活動も行っており、シンガーソングライターである友人とともに所有するレーベルから2016年、2019年にアルバムをリリース。ジャンルはカントリーで、作詞作曲も自ら手掛け、ツアーも行っている。
私生活では1987年から3年間、人気バンド、シカゴのメンバーだったテリー・キャスの未亡人キャミリアと結婚。その後、1990年の映画『フラットライナーズ』で共演したジュリア・ロバーツと交際するが、挙式の3日前に破局。その後、1994年に再婚するも、別居を経て2004年に離婚。現在はモデル兼女優のシンディ・ベラと婚約している。
たびたびトラブルに見舞われており、2007年には4度目の飲酒運転により48日間収監された。2009年にはあるファッションデザイナーへの暴行容疑をかけられたが、相手に謝罪したことで容疑は取り下げられている。そして2010年には詐欺の被害に遭い、約86万ドル(約9000万円)を失った。
イライジャ・ウッド
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド役で知られるイライジャだが、実は映画デビュー作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。2作目で未来に行ったマーティが息子と出会うダイナーで遊んでいる少年を演じていた。ブルース・ウィリスやケヴィン・コスナーと共演した子役時代を経て、クリスティーナ・リッチの相手役を演じた1997年の『アイス・ストーム』あたりから大人の顔を見せるようになる。
2001年の『ロード・オブ・ザ・リング』以降は、コメディ、ロマコメ、アクション、サスペンス、ホラー、ファンタジー、伝記ものなど多種多様なジャンルに挑戦。3Dアニメ映画『ハッピー フィート』シリーズでは、主人公のペンギンの声を演じた。近年はドラマの仕事が増え、2011年からコメディ『Wilfred(原題)』、2016年からはコメディ『私立探偵ダーク・ジェントリー』でメインキャストを担当。
最近は俳優以外の仕事も多くなり、2010年に主にホラー作品を手掛ける製作会社を設立すると、2012年からはプロデューサーとしても活動しており、イランを舞台にペルシャ語で撮影された史上初のヴァンパイア映画『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』といった野心的な作品にも関わってきた。『ダーティー・コップ』で共演したニコラス・ケイジの主演作2本(『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』)も製作。2021年2月5日(金)より日本公開予定の『ダニエル』もプロデュースしている。
また、日本に来日した時はたくさんのCDを買って帰るなど、昔から音楽好きで知られており、それが高じて2005年にはレコードレーベルを設立。2007年に同社が出す初のアルバムとなったバンド、The Apples in Stereoのシングル曲「Energy」のPVでは監督も務めた。しかし、会社は2015年に畳むことに。ちなみに、DJとしての顔も持ち、エミー賞の前夜祭パーティなどで回している。
私生活では今年2月、パパになっていたことが判明。2017年に出演したNetflix映画『この世に私の居場所なんてない』で出会ったデンマーク人のプロデューサー、メッテ=マリー・コングスヴェドとの間に2019年に子どもが生まれていたと報じられた。
<東京コミコン2020>
【主催】株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
【会期】2020年12月4日(金)~12月6日(日)
オンライン
※12月4日(金)12:00~24:00
※12月5日(土)00:00~24:00
※12月6日(日)00:00~18:00
幕張メッセからの中継
※12月5日(土)12:00~20:00
※12月6日(日)10:00~18:00
【公式サイト】http://tokyocomiccon.jp/
Photo:
マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド ©FAM009/FAMOUS
クリストファー・ロイド ©NYKC
リー・トンプソン ©PHIL ROACH/FAMOUS
イライジャ・ウッド ©FAMOUS/©Henrik Hildebrandt/FAMOUS