20世紀初頭に生きるイギリスのギャングを描く時代物犯罪ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』が、シーズン6で幕を閉じることがわかった。米TV Lineが報じている。
2013年9月に英BBC TWOでデビューし、英国以外ではその1年後にNetflixでの配信が始まった本作は、1919年のイギリスを舞台に、実在したギャング団"ピーキー・ブラインダーズ"を率いるトミー・シェルビー（キリアン・マーフィ『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』）が暗黒街の頂点を目指す姿が描かれる。
本作のクリエーターであるスティーブン・ナイトは1月18日（月）に以下のような声明を発表した。
「『ピーキー・ブラインダーズ』はより勢いを増して戻ってきました。パンデミックによるやむをえない撮影中断による遅延の後、私たちはファミリーが極度の危機にさらされていることを理解しました。そしてその期待レベルはかつてないほど高くなっています。これは最高のシーズンになると信じていますし、素晴らしいファンの皆様に愛されることを確信しています」
シーズン6が最後となる本作だが、「テレビシリーズが終わりを迎える一方で、物語は別の形で続きます」と付け加えた。
ナイトは2018年5月、シーズン4のフィナーレが放送された数カ月後に、「私の野望は二つの戦争の間の家族の物語にすることです。常に1939年にバーミンガムで最初の空襲のサイレンで終わらせたいと思っていました。だとすると、そこに到達するには、あと3シーズンはかかると思います」と話していた。
ということは、シーズン7までは続くという意味に取れるが、とりあえずは2022年初頭となるシーズン6で終了するようだ。ナイトが語る"別の形"とは現時点では何かわからないが、今後も本作の動向に注目していきたい。（海外ドラマNAVI）
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『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン1～5はNetflixで独占配信中。
