Netflixの『ブリジャートン家』は英摂政時代のロンドンを舞台に、長女ダフネとサイモン・バセット公爵の情熱的な恋を描くシリーズ。イッキミする人が多く、更新発表が期待されていたが1月22日(金)にシーズン2への更新が決定。そして、かなり激しいラブシーンが多い本作で、サイモン役のレゲ=ジャン・ペイジが、演じるのが難しかったシーンについて語っている。英Digital Spyが報じた。
Netflix Queueのインタビューに答えたレゲが、『ブリジャートン家』で一番難しかったのはベッドシーンではないと語った。
「必ずしも際どいシーンが難しい訳じゃない。それぞれ誰にでも感極まる瞬間があると思うし、その感情をコントロールして抑えようとしている。誰かに何かを言われても爆発したり泣いたりできずに、その一撃を心で受け止めなくちゃならなくて、その気持ちを眉毛の動きや食事の仕方で表現しなくちゃいけないときもある」と述べ、本心を隠しながらも感情を小出しにするシーンが一番難しいと明かしていた。
そして具体的に、ブリジャートン家のメンバーと楽しく食事を共にしているときに、サイモンが目の前にいる幸せな家族と自分の不幸な子ども時代を比べ、辛い思いになってしまうシーンに言及している。
「そこには子どもたちがいて、彼らは遊んでいて幸せそうにしている。決してサイモンが持つことがなかった、温かく愛情にあふれた家族に子どもたちが受け入れられているんだ。脚本には書かれていなかったし誰も口にしないけど、サイモンにとってはそのシーンが一番辛くて、自分の過去と幸せな瞬間のギャップを経験するのが彼にはチャレンジでもあり、満たされたときでもあったんだ」と語っていた。
そして、更新が決まったシーズン2では、原作小説の第二作目「不機嫌な子爵のみる夢は(The Viscount Who Loved Me)」をベースにし、ブリジャートン子爵の長男アンソニーの恋愛が描かれる。シーズン1でメインだったダフネ役のフィービー・ディネヴァーとサイモン役のレゲが続投するかは明らかにされていない。製作は今年の晩春にロンドンで開始予定だ。
『ブリジャートン家』はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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『ブリジャートン家』©LIAM DANIEL/NETFLIX