全米視聴率ランキングで、ストリーミングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。12月21日(月)から27日(日)までの順位は以下の通り。
1.『ソウルフル・ワールド』(Disney+/計1話)...16億6900万分
2.『ジ・オフィス』(Netflix/計192話)...14億3500万分
3.『ブリジャートン家』(Netflix/計8話)...12億400万分
4.『ミッドナイト・スカイ』(Netflix/計1話)...11億1300万分
5.『マンダロリアン』(Disney+/計16話)...10億2400万分
6.『グリンチ』(Netflix/計1話)..7億500万分
7.『ザ・クラウン』(Netflix/計40話)...7億分
8.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計366話)...6億9100万分
9.『クリスマス・クロニクル2』(Netflix/計1話)...6億6000万分
10.『クリミナル・マインド』(Netflix/計277話)...6億4800万分
配信のランキングでは、レーティングと視聴者数によって順位が決まる放送番組と違って、期間中に視聴された時間の長さが鍵を握る。その時間の長さは一話平均でなく配信中の全エピソードを合わせたもののため、話数が多ければ多いほど有利になる計算だ。
しかし、この週はクリスマスシーズンだったこともあってか、普段よりも多くの映画がランクイン。25日(金)より配信開始となりトップで初登場となったディズニー&ピクサー新作『ソウルフル・ワールド』のほか、23日(水)スタートで同じく初登場となったジョージ・クルーニー監督・主演のNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』(4位)、ジム・キャリー主演のクリスマスムービー『グリンチ』(6位)、3週ぶりにトップ10に入った『クリスマス・クロニクル2』(9位)の計4本が人気を集めた。
そうした映画に押され、シーズン2最終話が配信された前週トップに立っていた『マンダロリアン』が5位にダウンしたように、ドラマは軒並み順位を下げた。唯一の例外は『ジ・オフィス』で、12月末をもって配信終了となるためか、前週よりも多くの視聴時間を叩き出して(13億1100万分→14億3500万分)2位をキープしている。
そのほかでは、25日にスタートした新シリーズ『ブリジャートン家』が3位に初登場。8位に入った長寿ドラマ『グレイズ・アナトミー』を手掛けたことで知られるションダ・ライムズがABCからNetflixに引き抜かれて作った最初の作品だ。『ダウントン・アビー』を彼女らしいテイストで描いたような内容で、ファンを喜ばせている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ソウルフル・ワールド』 (C)2020 Disney/Pixar.
Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』
『クリスマス・クロニクル2』 (C)JOSEPH LEDERER/NETFLIX