米CBSの本格法廷ドラマで、7シーズン続いた『グッド・ワイフ』のスピンオフ『グッド・ファイト 華麗なる逆転』。シカゴの弁護士事務所を舞台に、次々に押し寄せる困難に立ち向かう弁護士ダイアン・ロックハートを中心とした女性たちの活躍を描く本作だが、そのシーズン5に新たな女性弁護士が登場することがわかった。米TV Lineが報じている。
シーズン1からレギュラーとして出演していたルッカ・クイン役のクシュ・ジャンボとエイドリアン・ボーズマン役のデルロイ・リンドーが、シーズン4で降板をすることは以前お伝えしたとおり。
そんなファンに愛された二人の穴を埋めるのは、オーストラリアとジンバブエを故郷に持つカーマイン・ビンワ。カーマインの役どころは、労働階級出身で情に流されない弁護士、カルメン・モヨ。クリスティーン・バランスキー演じるダイアン、エイドリアン、そしてオードラ・マクドナルド演じるリズ・レディック＝ローレンスとも上手くやっていけるタフな弁護士というキャラクターだ。
クリエイターのロバート＆ミシェル・キング夫妻は、今回の起用について、「カーマインが『グッド・ファイト』キャストたちの中で、その素晴らしい才能を見せてくれることにワクワクしています。彼女のオーディションを見た瞬間、私たちはカルメンを見つけた！と確信したのです」と、コメント。
新型コロナウイルス（COVID-19）によるパンデミックの影響のため、シーズン4は話数を減らすことになり、キングス夫妻はルッカとエイドリアンのストーリーをまとめることができなかった。しかし、クリエイター側は演じるクシュとデルロイがシーズン5でゲスト出演して、彼らのキャラクターに区切りをつけることができることを願っているようだ。
クシュはTV Lineへの声明で「私はこの5年間でロバート、ミシェル、『グッド・ワイフ』と『グッド・ファイト』の両方のクルーたちと一緒に素晴らしい時間を過ごした。その全てを恋しく思うけど、新しい環境に飛び込むことをとても楽しみにしている。パンデミックにより（シーズン4を）早々と終わらせる必要があったため、ルッカの物語を完全にまとめることができなかった。だから、次のシーズンにそれを実現する時間が取れることを願っているわ」と語っていたことから、クシュもスケジュールが調整できればゲストとして戻って来ることも考えていることを述べていた。
シーズン5から登場するカーマインは、SFミステリー映画『Black Box（原題）』コメディ映画『The Pitch（原題）』などに出演、今までは主にオーストラリアで活躍している。（海外ドラマNAVI）
Photo:『The Good Fight／ザ・グッド・ファイト』© 2020 CBS Interactive. All rights reserved.
