『ウォーキング・デッド』スティーヴン・ユァンが出演する新作ドラマの詳細が明らかに!

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のグレン役で知られ、主演映画『ミナリ』で2021年アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァン。彼が出演するNetflixの新シリーズ『Beef(原題)』の詳細が明らかとなった。米IndieWireが報じている。

『Beef』概要

NetflixとAmazon、Appleと米FXが権利を獲得するオークションで争奪戦を繰り広げたことでも話題となった本作は、他人同士のロード・レイジ事件を描く全10話のダークコメディ。
怒りっぽい落ち目の契約社員ダニー・チョウは、絵に描いたような人生を送る起業家エイミー・ラウと事故に遭う。路上での確執をきっかけに、二人の人生は「持つ者」と「持たざる者」として絡み合っていく。

ファーストルック写真が公開

キャスト&製作陣

ダニー役をスティーヴン、エイミー役をアジア系アメリカ人のコメディアン、アリ・ウォンが演じる。二人はNetflixのアニメシリーズ『トゥカ&バーティー』以来の再共演となる。アリはスタンダップ・コメディ出身で、Netflixのロマンチック・コメディ映画『いつかはマイ・ベイビー』で脚本・製作・主演の3役をこなし、DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』にも出演。コメディドラマ『American Housewife(原題)』には、5シーズンにわたりレギュラーとして登場している。

ほかには、マリア・ベロ(『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)、ジョセフ・リー(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)、パティ・ヤスタケ(『クローザー』)、アシュリー・パーク(『エミリー、パリへ行く』)、ジャスティン・H・ミン(『アンブレラ・アカデミー』)らが出演。

スティーヴンとアリは製作総指揮も兼任。クリエイター・ショーランナー・脚本を務めるのは、『トゥカ&バーティー』の脚本を担い、コメディドラマ『シリコンバレー』や長寿コメディ『フィラデルフィアは今日も晴れ』などを手掛けたイ・ソンジン。気鋭の製作会社A24が製作を手掛ける。

イは、「アリ、スティーヴン、A24、そしてNetflix。彼らドリームチームとコラボできることを光栄に思っている。そして3年前に交通渋滞で私に怒鳴った男にも感謝している。私はそれを放っておかなかったから、今、番組があるんだ」と話している。

『ウォーキング・デッド』でブレイクしたスティーヴンはシリーズを降板後、ポン・ジュノ監督の冒険ファンタジー映画『Okja/オクジャ』や、映画『バーニング』、ドラマ『ウィアード・シティ』、リブート版『トワイライト・ゾーン』などに出演している。

『Beef(原題)』は、4月6日よりNetflixにて配信予定。(海外ドラマNAVI)

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スティーヴン・ユァン (c)NYKC/FAMOUS