シリアルキラーの父を持つプロファイラーがトラウマと戦いながら事件を解決していくクライムスリラー『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』がDVDリリースとなる。
魅力的なキャラクターと、アクション・ミステリー・サスペンスの要素を兼ね備えたクライムスリラー『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』。
米FOXで2019年にスタートし、その年の新作ドラマの中で18-49歳層の視聴者数ナンバー1を記録。その人気振りから、放送開始からたった2週間でフルシーズンのオーダーが決定。本国アメリカでは現在シーズン2が放映中だ。
ある事件現場で保安官を殴ってFBIを解雇されたマルコム・ブライトに、かつて彼の父マーティンを逮捕したニューヨーク市警の警部補ギルが犯罪捜査への協力を依頼してくる。
マルコムの父親、医師のマーティン・ウィットリーは"外科医"と呼ばれたシリアルキラーで、マルコムがまだ幼い頃に、23件の殺人容疑で逮捕された。マルコムは以来、犯罪者の心理に興味を抱き、殺人犯の視点で考えてその心理を理解する凄腕のプロファイラーになったが、父親の逮捕によるトラウマに悩まされ情緒不安定な一面もあった。
マルコムが担当する事件は、マーティンが女性4人を殺した四重奏(カルテット)という事件を模倣したものだとみられる。マルコムはFBIに入る時に会わないと決めた父親に意見を聞くため、精神科病院にいるマーティンと10年ぶりに再会する―。
『羊たちの沈黙』のレスター博士を彷彿させるシリアルキラーのマーティンと、その息子『メンタリスト』のジェーンを凌ぐ洞察力を持つ犯罪心理学者マルコム。演じるのは『グッド・オーメンズ』のマイケル・シーンと、『ウォーキング・デッド』の英国俳優トム・ペイン。
今回解禁されたメイキング映像の中で、マイケルは「偽りの仮面をつけた男で、社会に受け入れられない欲望と衝動を持っている」と自身の難しい役を考察している。
製作総指揮を務めるグレッグ・バーランティ(『THE FLASH/フラッシュ』)は本作の魅力について、「不気味なのに魅力的で、怖いけど面白い」と満足げに語る。脚本/製作総指揮のクリス・フェダクは「この作品には二つの側面がある。一つは犯罪劇の側面、もう一つは主人公を取り巻く家族劇の側面。だからこそ様々な感情を呼び起こす物語となった」と述べている。
本作にはマイケルやトムの他、ルー・ダイアモンド・フィリップス(『ヤングガン』シリーズ)、ベラミー・ヤング(『スキャンダル 託された秘密』)、ハルストン・セイジ(『宇宙探査艦オーヴィル』)、オーロラ・ペリノー(『ボクらを見る目』)、フランク・ハーツ(『THE PATH/ザ・パス』)、ケイコ・アゲナ(『ギルモア・ガールズ』)らが出演する。
極限まで犯罪者の心理に近づき、どんな痕跡も見逃さないマルコム。これは才能なのか、あるいは"殺人鬼の系譜"なのか―。
『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』商品情報
7月7日(水)
・ダウンロード販売
・デジタルレンタル配信
・DVDレンタル Vol.1~10
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』