1989年から9シーズンにわたって放送された米NBCの大人気シットコム『となりのサインフェルド』。その主要キャラクターの一人、ジョージ・コスタンザを演じたジェイソン・アレクサンダーが、もし、ジョージが新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを体験していたら、どうなっていたかを語った。
『となりのサインフェルド』終了後にどうなったのか、シリーズを手掛けたラリー・デイヴィッドが主演・クリエイターを務めるモキュメンタリー・ドラマ『ラリーのミッドライフ★クライシス』で、4人の運命が度々話題として挙がっていた。
そして、『ラリーのミッドライフ★クライシス』のリユニオンで、ジョージはトイレのアプリを開発して大金持ちになったが、その後にバーニー・マドフ(史上最大級の巨額詐欺事件の犯人として知られる元NASDAQ会長)が仕掛けたポンジ・スキームで全財産を失ったと説明されている。
米US Weeklyのインタビューでジェイソンが、「現在、どのようにジョージが新型コロナウイルスに対処していると思いますか?」と質問されて答えている。
「もし、『ラリーのミッドライフ★クライシス』のリユニオンを観てくれていたら、彼がアプリ"iToilet"で大金を稼いだけど、全部バーニー・マドフのせいで失ったのを知ってるよね。だから僕の想像では、おそらくジョージは彼の両親と自粛生活を送っていて、部屋から出ることを拒否してるんじゃないかな。アプリで食べ物を注文して、自分の部屋から出ないんだ。ジョージの両親は15枚もマスクを着用している。(シリーズで)彼は全身性エリテマトーデスにかかったんじゃないかという妄想に取り憑かれてたから、新型コロナウイルスだったらどうなるか想像してみてよ。彼は上手くパンデミックを乗り越えられないだろう。確信してるよ!」と、ジョージにとってかなり厳しい状態になっていたのではないかと推測していた。
なお、『となりのサインフェルド』の放送終了後、ジェイソンは『ラリーのミッドライフ★クライシス』にゲストとして登場し、学園コメディ『コミ・カレ!!』や『ヤング・シェルドン』などにも出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェイソン・アレクサンダー©Pauline French/FAMOUS