『NCIS:LA』シーズン12で降板するあの人、シリーズを振り返る「一つの家族を持てて最高だったよ」

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のシーズン12で降板することが明らかとなったキャストがシリーズを振り返った。

本家『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン6で放送されたバックドア・パイロットエピソードから出演してきたエリック・ビール役のバーレット・フォアがシーズン12をもって卒業することになり、シリーズへの想いを語った。(※本記事はシーズン12のネタばれを含むのでご注意ください)

バーレットは米TV Lineとのインタビューで、「番組での出演が終わりに近づいていると、どのようにして知りましたか? また、それを知ったときどのように反応しましたか?」と質問され、次のように答えた。「このキャラクターが今シーズンで退場するのは明らかだったから、僕も製作チームも"これは自然なことだ"という感じだったと思う。誰にとってもパンデミックはつらく奇妙な時期だったとわかっているし、その期間は本格的に自分に取り組む時間を与えてくれたと思う。自分なりに模索して冒険したし、エリック・ビールがやっていたようにね! 彼は新しい億万長者の生活や色んなクレイジーなことを初めて、僕はシーズン11で出演した7~8話の合間に最高の生活を送っていたし、現実と番組が平行していたかな」と、降板については納得しているようだ。

バーレットは当初、『NCIS:LA』のような安定したシリーズに、長期間にわたって出演するとは思っていなかったという。

「いつも僕は、もっとジプシーのようなライフスタイルを送ると思っていたんだ。『NCIS:LA』に出演する前に10年間ニューヨークで俳優をしていて、ブロードウェイからオフブロードウェイ、地元の劇場、それからブロードウェイからオフブロードウェイ、地域の舞台と出演してきて、それが自分の人生だといつも思っていた。だからエリック役のオーディションを受けたときに、"『NCI...』って何? 誰? (アルファベットは)何文字あるの?"といった感じだったよ。シーズン1は12話のゲスト出演だったけど、製作チームが僕に何かを見い出して気に入ってくれて、13話目でシリーズのレギュラーになった。それから12シーズン、280話目を迎えて、今となっては珍しいゴールデンタイムのテレビ番組に出演している。こういう番組はほとんど残っていないし、その一部になって一つのキャラクターを長期にわたって演じられる継続性と、一つの家族を持てて最高だったよ」

さらに、エリックのどこが好きかと問われたバーレットは、彼の成長ぶりが好きだと答えた。もともとIT技術者で仕事の才能はあったが、人付き合いが苦手な彼がネルと恋に落ちた展開が気に入っているとのこと。そして単なるオタクではなく、人を笑わすことができるユーモラスな面を見せたり恋に落ちたり、様々な側面を見せて、彼のキャラクターが発展していったところが好きだったと語っている。

なお、『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』シーズン12ではバーレットと共に、情報アナリストのネル・ジョーンズを演じたレネー・フェリス・スミスも降板する。(海外ドラマNAVI)

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『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』公式Instagramより