1990年代に大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』の ブレンダ役で知られるシャナン・ドハティが、自身のInstagramにスッピンのセルフィーを投稿し、ハリウッドにおける美の基準に苦言を呈している。米Entertainment Tonightが伝えた。
「今夜映画を見ていて、共感できる女性キャラクターがほとんどいないことに気づいた。フィラー(注入治療)なし、ボトックスなし、フェイスリフトなしの女性のこと。自分の顔と全ての経験を受け入れた女性のこと」と自身のノーメイク写真とともに綴ったシャナン。
彼女は続けて「私は生きてきた。自分が生きてきたこと、そして私の人生を映しているこの顔が大好きよ。私は何度も癌を乗り越えてきたけど、それ以上のもの。今は、自分を抱きしめるわ。最後に、雑誌とハリウッドが私たちを陥れようとする認識はもう終わった。私みたいな女性に会いたい」と女性に力を与える言葉を残した。この勇気ある写真に対し、サラ・ミシェル・ゲラー(『バフィー~恋する十字架~』)やジェニー・ガース(『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』)らもシャナンを称える絵文字やコメントを投稿している。
ここでも綴られている通り、これまでシャナンは癌との闘いや自分の人生について率直に語っている。2020年2月、彼女は前年に癌が再発し、ステージ4に進行したことを公表。
2020年10月に友人のサラと一緒にETの独占インタビューを受けた際には、「人々が"あなたのために祈っています"と言ってくれるのが大好きで、"私は大丈夫"と感じる時が来るんです。世界には祈りを使える人がたくさんいて、私はとても調子が良いんですよ。私には素晴らしい医療チームがついてくれていて、そして...」と話し、「私は元気です。いい感じ。強く、健康的で、自身があって、幸せな気持ちですよ」と伝えていた。(海外ドラマNAVI)
Photo:シャナン・ドハティ©NYPW/FAMOUS