アイルランド&カナダ共同製作の『弔い写真家の事件アルバム』、フランス発の『心配性刑事ワーグナーの捜査』、スウェーデン発の『Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム』3作品がAXNミステリーにて8月より放送される。
『弔い写真家の事件アルバム』(全6話)
8月14日(土)16:00から一挙放送
19世紀、亡くなった人の写真撮影は欧米では非常に人気がある"追悼"の方法だったという歴史的事実を背景に誕生したアイルランド&カナダの最新話題作! 昨今、個性的で良質なミステリードラマを発信しているAcorn TVとカナダのCitytvで2020年にローンチし、ミステリー界にて権威あるエドガー賞でBest Television Episode Teleplayを受賞した。
主人公のブロック・ブレナーハセット(マイケル・スマイリー『刑事ジョン・ルーサー』)は、最愛の家族を亡くした人たちのために、遺体との記念写真を撮る「弔い写真家」。ブレナーハセットの姪で女優志望のナンシー(アイリーン・オヒギンズ『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』)、墓掘人モロイ(カー・ローガン『私立探偵ストライク』)の協力を得て、仕事を進めていくが、その頃、街では追悼写真を撮ったかのようなポーズの遺体が発見される奇妙な事件が連続発生していた。
『心配性刑事ワーグナーの捜査』(全3話)
8月21日(土)16:00から一挙放送
2020年、本国フランスでは第1話の放送で490万人、シリーズ通算で最高540万人の視聴者数を獲得し、早々にシーズン2への更新が決定した最新フレンチミステリー! 『エージェント物語』のアントワーヌ・ガルソーがメガホンを取る。
舞台は世界遺産の街ストラスブール。リヨンからストラスブールに転属してきたワーグナー警部(ギル・アルマ『Nos chers voisins(原題)』)。監察医ボーモン(オリヴィア・コート『Vous les femmes(原題)』)と親交を深める中、地元のサッカークラブの選手が試合中に死亡する事件が発生する。変わり者のワーグナーとそんな彼を受け入れるボーモンのやり取りや、ワーグナーに反発する同僚たちとの関係など、謎解き以外の展開も気になる心温まる作品。
『Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム』(全3話)
8月28日(土)16:00から一挙放送
犯罪学教授として、国家警察委員会の顧問も務め、推理小説界の文学賞を多数受賞しているスウェーデン・ミステリー界の重鎮レイフ・GW・ペーションの小説を映像化した北欧ミステリー。本国スウェーデンでは、チャンネル平均44パーセントを上回り異例の大ヒットとなった。
TV番組で"世界最高の殺人捜査官"と紹介されるベックストレーム警部(シェル・ベリィクヴィスト『ストックホルムでワルツを』)は、傲慢で無節操なひとクセある人物。殺人捜査を至上の使命とし、強盗事件の捜査を命じられても断ってしまう。そんな彼の元に、隣家の少年エドヴィン(エルヴィス・シュテグマー『Shower Boys(原題)』)が無人島で見つけた頭蓋骨を持ち込む。銃弾の痕から5年前に死亡していたことが判明。しかし、DNAからは10年以上前のタイの津波で亡くなったことがわかり......。
そのほか放送情報
■『名探偵エルキュール・ポアロ』(HD二カ国語版・全15話)
8月7日(土)6:00より一挙放送
キャスト:デヴィッド・スーシェ(ポワロ)、ヒュー・フレイザー(ヘイスティング)ら
■『シャーロック・ホームズの冒険』(HD二カ国語版・全41話)
8月8日(日)6:00より一挙放送
キャスト:ジェレミー・ブレット(ホームズ)、デヴィッド・バーク(ワトソン)ら
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『弔い写真家の事件アルバム』© 2020 Deadpan Pictures and Shaftesbury DS Inc.
『心配性刑事ワーグナーの捜査』Benoit LINDER © INCOGNITA - FRANCE TÉLÉVISIONS - BE-FILMS - RTBF (Télévision belge)
『Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム』Photo image credits Daniel Ohlsson