『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』まさかのウォーカーが登場しないエピソードが放送されるところだった!

本家同様に人気を博す米AMCによる『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』で、ウォーカーが登場しないエピソードが初めて放送されるところだったという。米Comicbook.comが報じている。(※本記事はシーズン6のネタばれを含むのでご注意ください)

AMCで今年4月に放送されたシーズン6の第9話「Things Left to Do(原題)」では、人質となったグレース(カレン・デヴィッド)とダニエル・サラザール(ルーベン・ブラデス)を救出するために、ヴァージニア(コルビー・ミニフィ)を生かしておかなければならないモーガン(レニー・ジェームズ)は彼女と膠着状態となる。

そして、ヴィクター(コールマン・ドミンゴ)の隊とシェリー(クリスティーン・エヴァンジェリスタ)の一行に追いかけられたモーガンとヴァージニアは森へ逃げ込む。そのとき、シェリーが同エピソードに登場した唯一のウォーカーを殺す展開となっていた。

ゾンビをテーマにしたシリーズにほとんどウォーカーが登場しないエピソードについて、共同ショーランナーのイアン・ゴールドバーグが語っている。

「脚本を執筆するときに妙な感じだったよ。番組ではウォーカーが大きな位置を占めているからね。脚本を進めているときに、シーズン6第9話にウォーカーを描いてないことに気づいたんだ。僕たちはすっかりヴァージニアとモーガンが繰り広げる人間ドラマにとらわれていた。それで、戦いや嵐、ヴァージニアの最後なんかが描かれるラストで一行が集まるカットを観たときに、"ワオ、このエピソードにはウォーカーがいないぞ"ってね。それほど気にはならなかったが、"ウォーカーがいた方がいいかもしれない"と思ったんだ」と明かし、ウォーカーを付けたしたという。

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン6では、ファンに人気のキャラクターが衝撃の展開を迎えたり、行方がわからなくなっていたグループがカムバックするなどのサプライズが多く投入されていた。なお、シーズン6はすでに最終話となる第16話「The Beginning(原題)」が6月10日に放送され幕を閉じており、シーズン7を待つところ。(海外ドラマNAVI)

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』©Ryan Green/AMC