自閉症スペクトラム障害を抱える青年サムを通して、愛と自立の意味をコメディタッチで描くNetflixオリジナルシリーズ『ユニークライフ』。ファイナルとなるシーズン4は、新しい始まりがテーマとなり、満足できる終わり方になるという。米TV Lineが報じている。
このドラマは、自閉症スペクトラムの青年サム(キーア・ギルクリスト『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』)を中心に、彼の人生に関わる人々を描いたもの。この数年間で、サムは自立し、ペイジ(ジェナ・ボイド(『クリミナル・マインドFBI行動分析課』)という素晴らしいガールフレンドを得て、同時に人生の重要な教訓も得てきた。
シーズン4では、もうすぐ大学を卒業するサムが、人生の次のステージを考えながらさらに前で進んでいく。ファイナルエピソードでは、彼が野心的な目標を持つことで、思いがけない道が開けていくという。
その目的が何であるかは明らかにはできないようだが、クリエイターのロビア・ラシード(『ママと恋に落ちるまで』)がTV Lineに語ったところによると、それはキャラクターの大きな成長を意味するという。
「サムは、自分がただ生きているだけではないことに気づくところまできました。ここまで来て、次のステップはどうなるのだろう、と考えます。彼が決めたことはとても大きな一歩で、実現しないかもしれないと感じますが、サムはそれに向かって努力していくのです。またサムと同様に、ペイジも自分自身の成長について考えています。ファイナルシーズンで、彼女は恐怖のどん底からスタートしますが、考え方を変えてシリーズを終えようとしています」
ペイジとサムについて、ラシードは「恐怖心を抱いているところからスタートし、希少性のある考え方から豊富な考え方へと変化していきます。そこにはチャンスと大いなる愛があり、多大なリスクを背負っても構わないのです」と付け加えた。
ラシードにとって、4年前から関わってきたキャラクターたちに別れを告げることは難しく、また、シーズン4はパンデミックの最中に脚本と撮影が行われたため、予想以上に大きなチャンレジになったという。
本作のキャラクターの今後について、あと10年は書き続けることができるというラシードだが、今回の結末には満足しているとも述べた。「みんなといいところまで行けたと思っています。それぞれの結末は満足のいくものだったと思います」振り返ってみると、本作のテーマや結末は、「当時の私たちが必要としていたもの」だったとラシードは綴る。「希望というメッセージと冒険の旅が必要でした。それがこのシーズン4なのです」
Netflixオリジナルシリーズ『ユニークライフ』シーズン4は本日より独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『ユニークライフ』