『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』俳優、殺人罪で起訴される

現地時間7月16日(金)、ニューヨーク、クイーンズの大陪審で『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』などで知られる俳優アイザイア・ストークスが殺人罪で起訴されたと、米Varietyが報じている。

今年2月、ニューヨーク市クイーンズにあるジャマイカ地区で、停車中の車に座っていたクイーンズに住む37歳の男性タイロン・ジョーンズ氏を銃で撃った罪に問われているアイザイア。「被告は11発近くを発砲しました」とメリンダ・カッツ検事長は報道陣に明かし「銃による暴力はこのあたりで頻繁化してきています。私たちはこれを当たり前にはさせません」とコメントした。

アイザイアには第2級殺人を含む3つの起訴状が出されており、判決の言い渡しは現地時間の7月19日に行われる予定で、有罪判決が出れば最低服役期間25年という条件付きの終身刑が言い渡される可能性がある。この件についてアイザイアの代理人はコメントを拒否している。

2月7日の監視カメラの映像では、被告が車を降りて被害者が乗るジープの運転席側の窓に向かい、11発を車内に撃ちこむ様子が映っているという。警察当局などは動機を発表していない。

今回事件が起きたジャマイカに近いロッチデイル・ビレッジで育ち、デラウェア州立大学を卒業したアイザイア。ラッパーのキャムロンが2006年に監督した映画『Killa Season(原題)』で俳優としてのキャリアをスタート。その後、レギュラー出演ではないものの『レスキュー・ミー ~NYの英雄たち』や『ジ・アメリカンズ』『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』(シーズン10第18話「執着」)や『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』、最近では『POWER/パワー』などに出演していた。(海外ドラマNAVI)

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